昨日、休暇を取って家族で徳島へ遊びに行ってきました。
とってもいい天気でした♪
徳島には何度も遊びに行ってますが、まだまだ行ってないところがたくさんあります。今回は日帰り旅行ということもあって、行動範囲は限られていましたが、なるべく行ったことがないところに行ってみました。
和歌山港からフェリーで約2時間かけて徳島港へ。
まず最初に向かったのは美馬市・脇町(わきまち)。徳島市内から車で約1時間です。
「うだつが上がらない」の慣用句の語源となった“うだつ”(隣家から火が燃え移るのを防ぐ防火壁)が残る町として有名なところです。
古い町並みが残る静かな町でした。同じように古い町並みが売りの高山や妻籠などと比べると規模は小さいですが、観光客が少ない分ゆっくり町を散策でき、懐かしい気分にひたれてよかったです。
お昼は近くの“くにおか”というラーメン屋さんで中華そばを食べました。11時すぎという昼食にはまだ早い時間帯なのに、ほとんど席がうまっていて、久しぶりに相席になりました。知らなかったけど、実は徳島ラーメンの人気店だったようです。スープはとんこつ醤油で、麺は太麺でわたし好み。和歌山ラーメンとよく似ていました。チャーシューが結構厚めだったのもうれしかったです。すごくおいしかったです。なんと500円!
次に向かったのは美馬市の隣の阿波市。地質学的に非常に珍しく、世界でも3カ所でしか見られないという土柱(どちゅう)を見に行きました。一見フツウの山の中にありました。大雨でも降ったらすぐに無くなってしまいそうに見えるのに、130万年前の地層が時間をかけてここまでの形になったのかと思うと、感慨深いものがありました。
旧阿波町のホームページはコチラ
阿波市のホームページはコチラ
次に向かったのは徳島市内にある阿波おどり会館。
1階は“あるでよ徳島”とう物産コーナーになっていて、徳島のおみやげがいろいろそろっていました。2階のホールでは、毎日阿波踊りの実演を見ることができ、5階は眉山ロープウェイの駅になっています。
阿波踊りの実演には、中国からの団体ツアー客も見に来てました。阿波踊りの歴史、踊りの型の説明、そしてたっぷりの実演で大満足でした。生まれて初めてナマの阿波踊りを見て感激でした。特に印象深かったのは、古いタイプの型の女性の踊り。腕を高く上げずに、頭の両脇で控えめに手を振る姿は、ちょっと不思議な雰囲気を醸し出していました。
踊り手は20人もなかったと思うのですが、それでもすごく迫力があって良かったです。「これはぜひ8月の阿波踊りの本番を見に行かねば!」という思いに駆られました。
阿波踊りを堪能したあとは、ロープウェイで眉山山頂へ。
眉山の名は「眉のごと雲居に見ゆる阿波の山かけて漕ぐ舟泊まり知らずも」という万葉集の歌に由来するそうです。
けれど、その美しい山の稜線は山頂に立つ鉄塔などに邪魔をされていて残念でした。
山頂からは徳島市内が一望できます。無料展望休憩所もあったのですが、喫茶店でお茶をしました。一番景色がよく見える窓際の席で、ゆずジュースを飲みながらひと休み。実は、私が眉山に来るのはこれで3度目だとか。でも、かなり小さいときに来たので、私は全く覚えていませんでした。徳島市内の景色を堪能しながら、思い出話に花を咲かせました。
ロープウェイで下山したあとは、阿波踊り会館の1階の物産コーナーでお買い物。たくさん徳島県にお金を落としてきました!
私がどうしても買いたかった金長まんじゅうとなると金時がちゃんと置いてありました☆
“金長(きんちょう)まんじゅう”はチョコレート生地に白あんのおまんじゅうです。包みのタヌキのイラストがかわいい♪ わりと普通のおまんじゅうですが、私は徳島に来ると必ず買っています。
“なると金時”はパッケージが凝っていて、あの鳴門金時いもとそっくりです。箱をあけると、石焼き芋そっくりの包みに入ったいも餡のおまんじゅうが入ってます。「おいもー!!!!」という味で美味しいです。見た目も味も楽しめるおまんじゅうで、おみやげにオススメです。これも自宅用をちゃんとゲットしてきました。
その他にもいろいろおみやげを買って満足したので、少し早めに帰路につくことに。帰りは鳴門大橋、明石大橋を渡って陸路で帰りました。途中、高速のサービスエリアで鳴門金時ソフトクリームを食べました。あと、ご当地キティもたくさん買っちゃいました☆
久しぶりの徳島は、天気にも恵まれ、とっても楽しかったです。
次回はゼヒ8月の阿波踊りを見に行きたいな!
そしてまだ行ったことのない祖谷のかずら橋や、大歩危・小歩危、剣山などへもいつか行ってみたいです。