遅ればせながら平成25年1回目の更新です。
去年10月から11月にかけて、一時は毎日のように更新していたのに、少し仕事が忙しくなってきたら、またまた更新が遠のいてしまって、ほぼ2ヶ月ぶりの更新です。
剛くんの映画とか、舞台とかの感想もそのうちまとめたいのですが、とりあえず、読書記録を先にアップします。
No.17『オリンピックの身代金』
11/2~11/15
作者:奥田英朗(角川文庫)
評価・・・★★★★★ 5.0
昭和39年の東京オリンピック開催目前の東京を舞台にした、爆破犯と警察の闘いを描いた作品。
敗戦から立ち上がり、平和になって発展している姿を世界に見せつけようと国全体が東京オリンピックに向かってまっしぐらに突き進んでいる様子が描かれていて、予想以上におもしろかったです。
No.18『モダンタイムス』
11/16~12/8
作者:伊坂幸太郎
評価・・・★★★★ 4.0
この作品を読んでから、インターネットで検索するとき、ちょっと身構えてしまうようになってしまったかも。
登場人物はぶっ飛んだ人が多くて、作者の名前をもじった「井坂好太郎」という人物も出てきて、作者本人とどのくらい共通点があるのか想像しながら読んでおもしろかった。
No.19『黄金を抱いて翔べ』
12/10~12/15
作者:村薫(新潮文庫)
評価・・・★★★★☆ 4.5
井筒監督により映画化されたことでも話題になった作品。
未読だったので読みました。映画は観てません。
相変わらず硬派な作品・・・かと思ったら、幸田とモモ(男)がいつのまにかくっついてたり・・・相変わらずの村薫ワールドです。
爆薬とか、電気の配線とか、エレベーターの仕組みとか、そういった知識を活かした銀行破りのアイデアなんて、どうやって考えたんだろう。リサーチ力がとてつもなくすごいんだろうな~、とただただ感心した作品でした。
No.20『パディントン発4時50分』
12/20~12/30
作者:アガサ・クリスティー(早川書房クリスティー文庫)
評価・・・★★★★☆ 4.5
列車から平行して走る別の列車の中での殺人事件を目撃したという友人の言葉を信用して、殺人事件を探し出すことから始まるミス・マープルものの作品。
他のマープルものと少し違う点は、ミス・マープルがルーシーという若い女性に指示を出して、情報を集めさせるところ。
ミス・マープルが信じたとおり、殺害された女性の遺体が発見されますが、その身元が一向にわからない。でも最後の最後にはミス・マープルが登場してきちんと謎を解決してくれます。
この作品を読むのは2回目で、それほどおもしろかったという記憶はなかったのですが、ルーシーのキャラクターや、殺された女性の正体の意外性など、なかなか楽しく読めました。
No.21『ねずみとり』
12/30
作者:アガサ・クリスティー(早川書房クリスティー文庫)
1952年の初演以来、いまだにずっとロングランを続けている舞台の戯曲作品です。
一度、ほんものの舞台を見てみたい!
もとは短篇作品で、短編集『愛の探偵たち』の中に『三匹の盲目のねずみ』というタイトルで収められています。
マザーグースが登場する作品でもあります。
去年10月から11月にかけて、一時は毎日のように更新していたのに、少し仕事が忙しくなってきたら、またまた更新が遠のいてしまって、ほぼ2ヶ月ぶりの更新です。
剛くんの映画とか、舞台とかの感想もそのうちまとめたいのですが、とりあえず、読書記録を先にアップします。
No.17『オリンピックの身代金』
11/2~11/15
作者:奥田英朗(角川文庫)
評価・・・★★★★★ 5.0
昭和39年の東京オリンピック開催目前の東京を舞台にした、爆破犯と警察の闘いを描いた作品。
敗戦から立ち上がり、平和になって発展している姿を世界に見せつけようと国全体が東京オリンピックに向かってまっしぐらに突き進んでいる様子が描かれていて、予想以上におもしろかったです。
No.18『モダンタイムス』
11/16~12/8
作者:伊坂幸太郎
評価・・・★★★★ 4.0
この作品を読んでから、インターネットで検索するとき、ちょっと身構えてしまうようになってしまったかも。
登場人物はぶっ飛んだ人が多くて、作者の名前をもじった「井坂好太郎」という人物も出てきて、作者本人とどのくらい共通点があるのか想像しながら読んでおもしろかった。
No.19『黄金を抱いて翔べ』
12/10~12/15
作者:村薫(新潮文庫)
評価・・・★★★★☆ 4.5
井筒監督により映画化されたことでも話題になった作品。
未読だったので読みました。映画は観てません。
相変わらず硬派な作品・・・かと思ったら、幸田とモモ(男)がいつのまにかくっついてたり・・・相変わらずの村薫ワールドです。
爆薬とか、電気の配線とか、エレベーターの仕組みとか、そういった知識を活かした銀行破りのアイデアなんて、どうやって考えたんだろう。リサーチ力がとてつもなくすごいんだろうな~、とただただ感心した作品でした。
No.20『パディントン発4時50分』
12/20~12/30
作者:アガサ・クリスティー(早川書房クリスティー文庫)
評価・・・★★★★☆ 4.5
列車から平行して走る別の列車の中での殺人事件を目撃したという友人の言葉を信用して、殺人事件を探し出すことから始まるミス・マープルものの作品。
他のマープルものと少し違う点は、ミス・マープルがルーシーという若い女性に指示を出して、情報を集めさせるところ。
ミス・マープルが信じたとおり、殺害された女性の遺体が発見されますが、その身元が一向にわからない。でも最後の最後にはミス・マープルが登場してきちんと謎を解決してくれます。
この作品を読むのは2回目で、それほどおもしろかったという記憶はなかったのですが、ルーシーのキャラクターや、殺された女性の正体の意外性など、なかなか楽しく読めました。
No.21『ねずみとり』
12/30
作者:アガサ・クリスティー(早川書房クリスティー文庫)
1952年の初演以来、いまだにずっとロングランを続けている舞台の戯曲作品です。
一度、ほんものの舞台を見てみたい!
もとは短篇作品で、短編集『愛の探偵たち』の中に『三匹の盲目のねずみ』というタイトルで収められています。
マザーグースが登場する作品でもあります。