2009 No.22 6/20~6/24
作者:アガサ・クリスティー(早川書房クリスティー文庫)
評価・・・★★★ 3.0
クリスティーの人気探偵が登場しない作品で、しかもスパイもの。
1955年の作品で、東西の冷戦まっただ中ということを思わせる作品です。
人生に絶望したヒロインが、思いがけずイギリス情報部のスパイとして死の危険のある任務に就くことになります。敵がどのように接触してくるかわからない中で、いろんな人と出会ったり、いろんな場所を訪れたりしているうちに、いつのまにかヒロインの心に変化が現れて・・・というくだりはなかなかよいモチーフだったのですが、結末はハリウッドのアクション映画やサスペンス映画に慣れてしまっている現代人にはもの足りないものでした。派手な立ち回りがあれば、もう少し星をあげてもよかったかな。
作者:アガサ・クリスティー(早川書房クリスティー文庫)
評価・・・★★★ 3.0
クリスティーの人気探偵が登場しない作品で、しかもスパイもの。
1955年の作品で、東西の冷戦まっただ中ということを思わせる作品です。
人生に絶望したヒロインが、思いがけずイギリス情報部のスパイとして死の危険のある任務に就くことになります。敵がどのように接触してくるかわからない中で、いろんな人と出会ったり、いろんな場所を訪れたりしているうちに、いつのまにかヒロインの心に変化が現れて・・・というくだりはなかなかよいモチーフだったのですが、結末はハリウッドのアクション映画やサスペンス映画に慣れてしまっている現代人にはもの足りないものでした。派手な立ち回りがあれば、もう少し星をあげてもよかったかな。