2006-No.2 2/1~2/15
作者:パトリシア・コーンウェル(講談社文庫 上・下巻 各714円)
評価・・・★★★☆ 3.5
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ネタばれ注意!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ひとことで言うと、期待はずれ。
この何作品か、ずっと期待はずれですが…
ケイはまたまた一方的に部下に憎まれていろんなトラブルに巻き込まれてるし、ルーシーはまたまた危険な匂いのする美女・スティーヴィーに心を動かされてるし、マリーノはまたまた不機嫌で。
やっぱりマンネリ化ですか?
最初の頃は刺激的だった事件も、慣れとは怖いもので、最近の作品では事件にそれほど驚かなくなってきちゃった。
でも、下巻のラスト近くでスティーヴィーの正体が判明してきたとき、残りわずかなページでどう解決するのかが気になってようやくノッてきたのに、ラストの「多重人格」オチはどうなんでしょ!? スタイル抜群でキレイなスティーヴィーが、薄汚い男に見間違えられるかぁ?
大いに疑問だよ。
しかも、ラスト直前でケイがベイジルに締め付けられたのに、次のページではもう解決してるし。以前の作品だったら、もうこれでもかというほどに絶対に最後まで引っ張るハズなのにな~
ホント期待はずれでした。
でも、今年も12月になったら「新刊出ないかな~」ってソワソワするんだろうな~(^_^;)