皮を剥いて窓辺に干したばかりの時は、
柿を届けてくれた友人や、本州からいらしたお客さまのアドバイスをいただいて、カビないように時々扇風機で風を送りながら乾かしました。
今日、友人に見てもらったら、

使い捨てビニール手袋をはめてかたちを整えて(好きなかたちでいいよ~と聞いたので平たくまぁるくしてみました。)、
初めての干し柿、完成です。
こんな感じだった渋柿。

柿を届けてくれた友人や、本州からいらしたお客さまのアドバイスをいただいて、カビないように時々扇風機で風を送りながら乾かしました。

今日、友人に見てもらったら、
「そろそろいいかも。」
わ~い、待ってました~♪
「食べてみて、渋くなければ大丈夫。」
・・・えっ?
干したりないと渋みが残っていることがあるらしいです。
ドキドキしながら、紐から外したいちばん小さな干し柿をパクリ。
おぉ♪♪♪♪♪
ちゃんと干し柿の味(笑)。
※上の写真の柿は大きめだったのでもう少し乾燥させることにして窓辺に残しました。
干し上がった柿は

使い捨てビニール手袋をはめてかたちを整えて(好きなかたちでいいよ~と聞いたので平たくまぁるくしてみました。)、

初めての干し柿、完成です。
りんごの木の灰で作った釉薬のお皿に柿。
りんごの灰だけど焼き上がりは栗色。
小さなひと皿で秋を満喫(?)。
このあと、ひとつひとつラップにくるんで、おやつ用は冷蔵庫に、
いつか作ってみたかった
『干し柿入りガトーショコラ』に使う分はフリーザーに保存しました。
今まで何も考えず、ぱくぱく食べていた干し柿ですが、自分で作ってみて初めて
「あのどうしようもなくまずい渋柿を、こんなふうにおいしくできるなんて~。
食べるだけじゃなく、渋柿をつぶして果汁を絞って発酵させて柿渋という塗料まで作った、先人の知恵と工夫はすごい!」と、改めて感じました。
先週粘土掘りに行ったあとからずっとお天気が思わしくなく、今日はやっと晴れたと思ったら、お日さまが出ていたのはほんのわずかな時間でした。
粘土もうつわも乾かない、風が強くて窯が焚けない・・・ありすcafeの11月あるあるです。
11月はそういう月だよってわかっていても、仕事が思うように進まないのはやっぱりきつくて、ついつい気持ちがじめじめしてしまう時もあるけれど、
こういう時があるから、作れる喜び、焼ける嬉しさが増しているのかもしれません。
心にカビがはえたりしないように、
明日もたくさん動いてたくさん笑って仕事しよう。