2月最終日。
つきたてのお餅のように伸びるようになったらできあがり。
砂糖醤油などでいただきます。
明日から通常営業が始まります。
3月からもどうぞよろしくお願いします。
次回の窯出し日は3月2日(木)です。
先日、肋骨のあたりに痛みが出て、大きな塊の粘土がうまく練れなかったり、電動ろくろが使えなかったり、うつわ作りに影響が出てしまいました。
そのため、今回は小皿、中皿、脚付きのうつわが中心になります。
今は痛みも引いていますので、次回はまた、カップやボウルなど、たくさん作りますね。
いつものパワーが戻って来たので、捏ねるのに力がいるため作れずにいた
『いももち』を作ってみることにしました。
『いももち』で検索すると、ほとんどがじゃがいもを潰して片栗粉を加えて、かたちを整えて焼くというレシピが出て来ます。
今はそれが定番のようですね。
そのいももちも大好きですが、私が子どものころに初めて食べたいももちは、つなぎを入れない、焼かないいももちでした。
材料はじゃがいもだけ。
男爵やキタアカリが良いようです。
ゆでたて熱々のじゃがいもをすり鉢に入れて
潰していきます。
しばらく擂って(捏ねて)いくと、だんだん粘りが出て来ます。
つきたてのお餅のように伸びるようになったらできあがり。
丸めてもいいのですが、食べる分だけすくってうつわに入れて
砂糖醤油などでいただきます。
昔々、近所のおばちゃん(あーちゃんと呼んでいました。)が作って食べさせてくれた、大きなすり鉢を押さえてお手伝いした、懐かしい素朴な味のおやつです。