すすき灰釉薬のうつわ、試作してみました。

今月焼いたすすき灰はまだアク抜き中なのですが、早くに焼いてアク抜き済みの灰が少しだけできていたので、釉薬を作ってお試し焼きしてみました。

すすき灰はチャコールグレー、ほかの2種類の材料と混ぜてできた釉薬は、かき混ぜると爪の間がまっ黒になってしまうくらいの『黒！』なのですが･･･

(↑アク抜きして乾燥させたすすき灰)

焼成後はこんな色になりました。

(釉薬はうつわの内側にだけかかっています。外側は焼きしめ･･･粘土そのままの色です。)

この写真では少し青みがかって見えますが、実物はもっと渋めの、いろんな色が混じった複雑な(？)白です。

お試し1回目なので、様子を見るために原料を水に溶いただけのものを掛けてみましたが、想像していた通りとても剥がれやすく扱いにくかったので、2回目はそれを改善していきたいと思います。

アク抜きも少し足りていませんでした。

次はもっと慎重に。

牡羊座、O型、天王星人。

おおざっぱで詰めの甘い性格はなんとかしなくては。

でも、これはこれで好き～。

すごく好きです。

ありがとう、すすきたち♪♪♪

今回焼いた分はごく少量のためお店には並びませんが、新学期ごろには製品化できるといいなと思っています。

がんばります！

ひこうき雲

今日は素焼きをしています。

温度チェックのため外に出ると、青い空にひこうき雲が。

3本のひこうき雲って初めて見ました。

窯小屋前のピンクのねこやなぎが色づいていました。かわいい♪

次回の窯出しは29日の予定です。

予定通り焼き上がりましたら、

29日(土)と3月1日(日)、営業いたします。

天候などの関係で変更がある時は前日までにお知らせします。

窯の様子を見ながら、合間合間に裏山(裏丘というべきかな？)でススキ採り。

雪が溶けてしまうと歩けなくなる場所が多いですし、暖かくなると虫とかヘビとかも出没するので、今のうちにできるだけ収穫しておかなくては。

刈り取ったススキを抱えて坂を下るワタシの影。

あやしいですね。

ちょっと魔女に近づいて来た？(笑)

1日海岸で過ごしたら

朝からいいお天気。

缶ストーブとカットしたススキを持って、海岸で灰作り。

1回で燃やせるススキは800gです。

今日は午前中、お昼、夕方と3往復して、2.4kgのススキを燃やしました。

それでどれくらいの灰がとれるのって？

うぅ、きかないでください～(汗)。

わかっていたつもりでしたが、想像以上にてまひまのかかる作業でした。

天然ワラ灰が高価な理由が身にしみてわかりました。

でも、やってみて良かったと思っています。

たぶん来シーズンはススキ採りのためだけにスノーシューを買うと思います(笑)。

今日の望来海岸ではニシンの卵が産みつけられた海草がたくさん見られました。

そんな中に、稚魚が孵化して旅立ったあとのハタハタの卵が。

写真中央上の白いつぶつぶが丸く固まっているのが「空室」になったハタハタの卵「ブリコ」。

下の小さなつぶつぶがニシンの卵カズノコです。

無事に育って旅立ってね。

あぁ、今日はいい日だったな♪と穏やかな気持ちでお店に戻ると現実が待ち構えていました。

カットを待つ大量のススキたち。

晩ごはん食べたらチョキチョキしよう。

ススキと共にうつわたちも乾燥中。

次の窯入れもそろそろです。

猫の日に

ねこやなぎ、ふわり。

セムラさん？

今日、友人が手作りのスイーツを届けてくれました。

スウェーデンの伝統的なお菓子

『セムラ』。

カルダモン入りの香りのいい丸パンの中にアーモンドペーストがたっぷり詰まっていて、ホイップクリームがかかっています。

最初に聞いた時は

「セムラ？･･･瀬村さん？･･･えっ、誰？」
と思ってしまいました(笑)。

スウェーデンでイースター前までに食べられる期間限定のスイーツなのだそうです。

春を告げる北欧のスイーツ、

教えてくださってありがとう♪

ごちそうさまでした。