米軍へり墜落 野嵩ゲート前集会で怒りの声
2013年8月6日 琉球新報 シュプレヒコールを上げて抗議する市民ら=6日午前、宜野湾市の米軍普天間飛行場野嵩ゲート前
【宜野湾】宜野座村松田のキャンプ・ハンセン内で起こった米軍ヘリ墜落事故から一夜明けた6日午前、米軍普天間飛行場野嵩ゲート前でオスプレイの追加配備に反対する市民団体らの抗議集会が開かれた。参加者は「墜落事故、糾弾」「全ての基地を撤去せよ」などと怒りの声を上げた。
参加者らは午前7時ごろ、普天間飛行場野嵩ゲート前に集まり始め、行き交う車や歩行者らにプラカードを掲げ、墜落事故とオスプレイ追加配備に抗議の声を上げた。沖縄市から参加した照屋征四郎さん(70)は「昨日も米軍の墜落事故があり、とてもワジワジーしている。オスプレイの追加配備は絶対に許さない。県民をどこまでばかにするのか」と憤った。
集会終了後はゲート向かいの歩道でデモ行進が行われ、県警ともみ合いになる場面もみられた。
市民団体は午後6時から米空軍嘉手納基地第一ゲート前で6日の墜落事故に対する抗議集会を開く。【琉球新報電子版】
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*今回は相手の事故(それだけいつ起こってもおかしくないということ)でオスプレイ追加配備が一時ストップした。東日本大震災での東京電力の原発事故で山口県・上関の原発建設計画は終わると思ったが、そうはならなかった。海への汚染水流出など事故の終息のめども立たないまま、かえって新規増設をもくろみ、海外への原発輸出推進を画策する鉄面皮ぶり。アメリカの軍事産業も同じだろう。
いわば敵失や災害でではなく、真の普天間封鎖、基地全面撤去への道はまだまだ続く。(普)