与那国町長外間氏3選 投票率95・48%
2013年8月12日 沖縄タイムス
【与那国】任期満了に伴う与那国町長選は11日投開票され、陸上自衛隊の沿岸監視部隊配備計画の推進を訴えた現職の外間守吉氏(63)=自民公認、公明推薦=が553票を獲得し、新人の崎原正吉氏(65)=社民、共産、社大推薦=を47票の僅差で下し、3期目の当選を果たした。
選挙戦で外間氏は自衛隊配備によるインフラ整備や子育て・医療政策の充実を強調。当選を受け、「自衛隊配備に向けて強く推し進めたい。住民投票の実施については考えておらず、反対派のみなさんには(配備について)ご理解いただくしかない」と述べた。
防衛省は2015年度までに艦船の動きを監視するレーダーや、部隊約100人の配備を計画。町長選では自民党の国会議員らが多数来島するなど、国政選挙並みの態勢で外間氏を支援した。
崎原氏は「自衛隊問題は住民投票で決着」を訴え、保革を超えた結集を呼び掛けたが、及ばなかった。
当日有権者数は1128人。投票率は95・48%で、前回町長選を0・55ポイント下回った。
当 553 外間守吉
506 崎原正吉
18 無効
(選管最終)
外間守吉(ほかま・しゅきち) 1949年10月8日生まれ。同町祖納地区出身。沖縄国際大学を卒業後、福山海運入社。78年から町議会議員を4期務め、86年町議会議長に就任。2005年、09年の町長選に当選。
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*与那国の人々の間では「自衛隊にキビ刈りを手伝ってほしい」という話があるらしい。もちろんパフォーマンスではやるかもしれないが、自衛隊の本来任務は「敵」と戦うことなのだ。そんな言い方でオジイ、オバアを騙しているのか。
*数字を訂正しました。足し算もできないm(_ _)m(普)