少し暑いかなと感じた5月の始まりです。
2年前すい臓がんの手術をした姉の家に行ってきました。とても元気になっていて術後、余命は宣告はされませんでしたがそれに近いことを言われたそうです。ところが良い薬が開発されたのか、本人の気力のせいかもしれませんが、手術前とは変わらないほど元気になりました。
80歳になるのに週2回のデイサービスでは習字、編み物、パソコンを習い楽しいと喜々としていました。
若い頃は生活の中で楽しみを見つけることもしなかったようでした。8年前2女に先立たれ失意のどん底の中から立ち直りかけた時、自分の癌の宣告を受けどんなにか悲しかったことでしょう。
少しずつ体力も戻って来てこれからの余生を充実させたいと感じたのでしょう。デイサービスに行く時もいつも同じ洋服では嫌だからと今日は買い物に付き合いました。
私がたまに絵手紙を送ったものを玄関に綺麗に貼りだしてありました。嬉しかったです。こんな風にすべて良いほうに思うことが良い結果を生むのだと感じてきました。
絵手紙は故郷から送られてきたカタクリの花です。送って来てから日にちが経ちましたが冷蔵庫の中でも萎れなくて花瓶に挿したら咲いてくれました。自生しているものは花弁がピンと反り返るのですがやはりどこか違います。花びらの色は赤紫なのに実物とは違いました。