幸男が偶然とかけつけ、・・・ 2015-06-28 21:50:49 | 小説 幸男が偶然とかけつけ、片端から拾い集めてくれているが、 「これ、口紅落ちましたよ」 と敏彦の声を聞くのだった。理恵は尾行者の意味を確かめて後、見も知らない男に対する礼の一言を喉に詰めてしまった。 (つづく)