からくの一人遊び

音楽、小説、映画、何でも紹介、あと雑文です。

埠頭を渡る風

2018-07-13 | 音楽
埠頭を渡る風


こころたび. 池田綾子


中納良恵(EGO-WRAPPIN')×ダージリン 「トンネルぬけて」/共鳴野郎


神聖かまってちゃん「フロントメモリーfeat.川本真琴」




次男のところに、大学独自の給付型奨学金の案内が来た。

ラインを使ってのやりとり。

月3万円、1年間。応募ではない、選考型、50名。

ふむふむ

どうやら授業料免除生の中で優秀と認められた者にしか、来ないようだ。

優秀?

「お前、そんな優秀だっけかな?」

「知らん」

「ふーん、でも認められたってことだよな?」

「まあ、そんなとこかなぁ」


・・・・ざまあみろ


「え?」

「一度言ってみたかった」

「何に対してよ」

「分からんが、今言いたいなって、さ」

「変な親」


次男は長男に比べて不器用だった。

同じ大学。

長男が要領良く単位を効率的に取ったのに対して、次男はじっくりとあくまでも馬鹿正直にこつこつと取っていた。


長男は集中力が一時間ももたないから、重要なところしかやらない。あとは、授業で憶える。(憶えた気になる)

次男は不器用だから、授業だけじゃわからない。だから帰ってから何から何まで必要のないことまで、相当の時間をかけて憶える。

だから「結果」が出るまで相当の時間がかかり、それだけならいいのだけれども大概が報われない。


だから、「ざまあみろ」と・・・・・。


「でもさぁ・・」

「何?」

「・・・最後まで読んだ?」

「だからなに!?」

「選考だよ選考。いうなれば一次選考は通ったけどその中でまた50人に絞るってやつ」


へっ?


どうやら「ざまあみろ」は勇み足だったようだ。

いいや、受かったら今度は特大の「ざまあみろ」を言ってやる。

「ねえ、だから誰にさ?」

それはヒミツ(^^♪ヒミツヒミツ♬秘密っのアッコちゃん!・・であ~るのだ。(^^♪


「・・・おれ、なんでこんなバカな親から生まれたんだろ」


ふん、生んだのはマミー。・・・俺は育てたのだ、立派に。どや!



バチーーーーーーーーーん!


・・・・・気が付かなかった、・・・・後ろに潜む影を。


 はい、生んだのも立派に育てたのもあなたさまであります。


不覚!


コメント (2)
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