小室等・吉田拓郎 君に会ってからというものボクは
Bob Dylan / Keith Richards / Ron Wood - Blowin' In The Wind (Live Aid 1985)
Julian Lennon - I Don't Wanna Know
湯川潮音 - Gabriel's Message.
これ・・・・、昔書いたのだけれど、最近やっぱり似たような喧嘩をしたので「進歩がないなぁ」と・・・。
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👇 で、載せます。他の夫婦はこんな風な喧嘩しないのかな?(^_^;)
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【未だに子供?】
ちょっと前、一週間ほど前、
私はカミさんと喧嘩した。
理由はアイスクリーム。
私が飲みに行って遅くなった日なのだけれど、カミさんはアイスクリームを2個買ってきた。
彼女は私が帰ってきたら一緒に食べようと思っていたらしいが、私の帰りを待てず先に食べてしまった。
それはいい、それはいいのだけれども次の日が問題だった。
翌朝、アイスクリームが冷凍庫に入っていることを知らされた私は夜食べようととっておいた。
そして仕事を終えて帰ってきて、夕飯後「さあさあ」と冷凍庫を開けたら、私が食べるべきカップアイスが1個・・・・・・と思いきや、同じのが2個あった。
「2個あるけど、なんで?」
「1個は私の分!」
「でも、昨日食べたって言ってたじゃん」
「さっき、買ってきた」
「なんで?」
「目の前で食べられたら、自分だけ寂しい気分になるから、私の分買ってきた」
「それは、いいんだけど今日はなんで1個だけしか買ってこないの?」
「必要ないでしょ」
その言葉に私はカチンときた。
「相手のことを思いやっていれば、今日も2個買ってくるんじゃないの?・・普通」
「だから、昨日の分があるからいいでしょ」
「そんなことを言ってるんじゃない!優しさだよ、優しさ。数の問題じゃなくて少しでも相手のことを気にしていればって話」
するとカミさんは私の言っていることが分からないとだんまりを決め込んでしまった。
こうなると何を言っても無駄だ。
私は怒りを収めるためにカップアイス片手に木のスプーンも持って自室へと籠った。
アイスを食べながら、なんで分からないんだ、と呟いた。
しばらくして、カミさんが私の部屋に入って来た。
「ごめん」とカミさん。
「いいよ、もう別に・・・」と私。
「明日、1個だけ買ってくるから」
ん?
「パパの分だけ買ってくるから」
いや、そういう問題じゃないんだけどな。
「それで、おあいこ」
カミさんは、満面の笑みを浮かべて言った。
やはり彼女は不平等であることが、私の怒りの原因だとしか考えられないのか。
これじゃあ、俺は駄々をこね、拗ねている子供と一緒だよな。
そう割り切れない気持ちのまま、カミさんの顔を見た。
彼女は子供を優しくあやす母親の顔をして私を見つめていた。
そんな顔をされたらもうお終いだ。
あ~、負けた、負けた!!
私は本当に馬鹿らしくなって、それからため息を一つついた。
そして、俺たちはこれからも死ぬまでこういう関係で生きていくんだな、と諦めにも近いちょっと寂しい気持ちになったのだった。