からくの一人遊び

音楽、小説、映画、何でも紹介、あと雑文です。

Blind Melon - Mouthful of Cavities (OFFICIAL VIDEO with Jena Kraus)

2021-03-31 | 小説
Blind Melon - Mouthful of Cavities (OFFICIAL VIDEO with Jena Kraus)



THE CHARM PARK / Sunflower [Official Music Video]



Yoko Ueno (上野洋子) - SEVEN SWAN SONGS



Mineral - Love Divine (Official Video)




(ちんちくりんNo,12)


黄色い麦わら帽子の女の子


 いつもより早い時間に第一キャンパスの正門をくぐった僕は、自転車を降りてから自然科学研究練を通り過ぎ中庭に向かった。ここ何日か圭太と貢二人に昼食を奢る日が続いていた僕は、昨日「競争中止宣言」を出して二人の同意を取り付け、時間の縛りがなくなり心が軽くなった。それに昨日あれから眠れなくて結局ずっと起きていたこともあり、中庭で少しだけ一休みと考えたのだ。
 学舎と学食等の建物に囲われた中庭は広い。短く刈った芝生が敷き詰められ、何の意図があるのか中央と四角に楓の木が植えられている。あとは適当な位置に数か所、丸テーブルと数脚の椅子がセットで置かれている。センスのかけらもありゃしない。
 僕は中央の楓の木を正面に見るやや離れたテーブル席に向かおうと目を向けたが、そこに誰かが腰かけて、正面をじっと見つめて腕を組んでいる様子に気が付いた。黄色い麦わら帽子・・・、無視しようと思ったが、何故か気になってそちらの方へ向かうことにした。

「あら、昨日の男子」

 僕がその顔がはっきりと確認出来るところまで近づいたら”誰か”はこちらに振り向きざまにそう口に出し、えくぼを伴って微笑んだ。―昨日の女子か―
 黄色の麦わら帽子に黄色のノースリーブのシャツにジーンズ、昨日の恰好よりは遥かにましではあったが、どうもちぐはぐな感じが拭えない。

「どうぞ座ったら」

 彼女は自分の斜め前の席を勧め、僕はそこに腰かけた。テーブルの上にはスケッチブック。ああ、そうそう、彼女はいきなり足元に置いてあったトートバックを手に取り、中から茶色い小瓶を二本取り出し一本を僕の前に置いた。

「何?」

「何って、栄養剤、”ムキット7”だよ」

「じゃなくて何故」

「お詫び。昨日大丈夫って言えなくて」

 僕は正直分からなかった。お詫びだということは分かるがそれが何故”ムキット7”なんだ。

「あ―、不満そう。昨日あなたさ、顔色悪かったし体力つけなきゃね。それにこれ、炭酸入っててスカッとするんだよ」

 彼女は自分の分の”ムキット7”の蓋を捻じり開け、口に持っていくと一気に飲み干した。・・・ね。そうこちらに向ける笑顔が眩しく見える。

 その様子に僕も続けと蓋を開け一気飲みをした。適度の甘みと炭酸が喉を通るときの爽やかさが何とも言えない。「美味い」

「ね、そうでしょう」

「確かに」

「私はかほる、七瀬かほる。あなたは?」

「えっ、ああ神海人。カミさまにウミのヒト」

 僕は何故ここで自己紹介する流れになるのだ、と一瞬頭にクウェスチョンマークが浮かんだが、悪い気はしなかった。それよりも彼女が何者で何故ここにいるのかの方が気になったのだ。

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Deep Purple - Help (Live for TV, 1968)

2021-03-30 | 音楽
Deep Purple - Help (Live for TV, 1968)



山崎ハコ HAKO YAMASAKI ライブ(1976) 気分を変えて



アナム&マキ 戦え!野良犬



Blind Melon - No Rain




みんなアイリッシュだった

なかなか面白い考察。

ただ、もうひとつ踏み込んで考えるならば、「ブルーズ」の前はどういう音楽だったのか?

つまり恐らく当時のアフリカ音楽というのはリズム主体の音楽で旋律というものには乏しい音楽だったのではないか?

とすれば、きっとアメリカにおいての一番最初の黒人音楽はトウモロコシ畑のお互いが顔が見えない中での「掛け声」や文字どおり「叫び」のような音楽だったのではないだろうか?

それが、彼らがアメリカの言語を喋れるようになりアイルランド音楽を知り、弦楽器を手にしたことでメロディーが生まれ、「ブルーズ」が完成したのだと思う。

ただ(ここでもただ、のだが)現在私たちが知っているブルーズは、1900年代初頭に現地で黒人が岩場に座ってギターを弾いている「それ」を聴いた白人作曲家が、後にそれを思い出しながら譜面を作り楽団で演奏したものが源になっているのだけれども・・・。

※小説「ちんちくりん」は少し間が空いてしまっていますが、明日か明後日には載せられそうです。
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Bee Gees - Massachusetts (Live in Las Vegas, 1997 - One Night Only)

2021-03-30 | 音楽
Bee Gees - Massachusetts (Live in Las Vegas, 1997 - One Night Only)



FLIP FLAP - うちへ帰ろう



八月の濡れた砂  石川セリ  申し訳ない、これはyoutubeで聴いてください。



The Jimi Hendrix Experience - Hey Joe - LIVE (1967)



さてさて、今日は遅くなってしまいましたな。

ということで今日はここで。

訪問下さった方、ありがとうございました。(^-^)
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NENA | 99 Luftballons (Live von der "Nichts Versäumt" Tour 2018) (HD)

2021-03-28 | 音楽
NENA | 99 Luftballons (Live von der "Nichts Versäumt" Tour 2018) (HD)



サニーデイ・サービス - セツナ @ BAYCAMP2020



Too far away 水越恵子



Bruce Springsteen - "Stayin' Alive" (Brisbane, 02/26/14)




「全国どこでも強い揺れ」改めて備えを 地震動予測地図

これを見ると、30年以内には殆ど日本国壊滅か?

・・・ということになる。

特に山梨県などは、確率が減少したとはいえ静岡70パーセント。とすれば山梨・静岡両県に渡る富士山があって・・・。

それと南海トラフがあって、実は和歌山県⇨岐阜⇨長野⇨山梨県と地震に直結する断層があるということを何処かで聞いたような気がする。

まあ、長い地球の歴史の中で30年なんてごみくずみたいなものだから、ほんの少しの何らかの変化が地球にあれば、30年どころか逆に100年経っても壊滅的な大地震は日本には起こらないという可能性もあるのだけれども。

ともかく日本は、いや、世界は地震だけではなくいつ何時なにが起こるのか分からない時代になっているということだ。

来る日まで(?)に準備(どういう?)を怠らないようにしなければ。
コメント (6)
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Salyu「Taxi」

2021-03-27 | 音楽
Salyu「Taxi」



David Bowie - Under Pressure (Live) • TopPop



Blackmore's Night - Toast To Tomorrow (Live, York, 2012)



Hako Yamasaki - 桜の日




日本の「シティ・ポップ」世界的人気のナゼ…現象の全貌が見えてきた

面白いですよね、こういう現象。

ノスタルジーということか。

そう言えば日本の若者も、1970年代後半から1980年代のポップス、歌謡曲にハマっている人が多くいるようだ。

韓国においては、1990年前後に1970年代~80年代の日本のロックやポップスの中古カセットテープがリヤカー(?)一杯に街中で売られていたそうだ。私は、それがまず今回の昔の日本の音楽が認められるということの始まりで、また昨今のKpopの隆盛の下地になったのだと睨んでいる。

まあ、何はともあれこういうのいいなぁ、と思う。

だから音楽からは幾つになっても離れられない。

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