からくの一人遊び

音楽、小説、映画、何でも紹介、あと雑文です。

Bee Gees - Holiday (1967)

2018-09-21 | 音楽

Bee Gees - Holiday (1967) [High Quality Stereo Sound, Subtitled]



【PV】 あなたに伝えたい / 榎本くるみ



JAGATARA タンゴ



The Quarrymen/Beatles (Rare) In Spite Of All The Danger - Full Version. (1958).




最後はクウォリーメン。

ビートルズになる前のバンド名。

このころは、まだリンゴスターは参加してはいない。

ジョン、ポール、ジョージはもう揃っていたと思う。

多分、これは勝手な想像だが、ドラムにはみんな技術的に相当な不満をもっており、さていつ首にしようかと思っていた時期ではないか・・・。

ロックンロールがアメリカからイギリスに輸入されたのは恐らく1956年前後。

それまでは、ジャズ楽器や例えば風呂桶を利用したベースだとか洗濯板を楽器にして演奏した「スキッフル」という音楽が流行っていた。

ジャズ風のパーティ音楽というか、正確にはジャズにフォークやらトラディショナルやらそういった要素を加えた音楽。

イギリスのロックミュージックはそういう土台があって、ロックンロールが1950年代後半に輸入され、1960年代初頭に生まれた音楽と言われている。

要するに、ロックはごちゃ混ぜの音楽、ポップスにおける「なんでもあり」の音楽という訳。

上品に言い換えれば「おもちゃ箱」みたいで、1960年代当時のイギリスの世相を反映した音楽というところか?

その代表選手が1962年にメジャーデビューしたビートルズと言う世界的なバンドだ。

それからはいうことはないけれど、ロックンロールあり、ブルースロックあり、フォークあり、ハードロックあり、サイケデリック、プログレあり・・・・。

ビートルズデビュー以降カテゴライズされた、ロックの原石がいくつもつまっていたのがビートルズミュージックなのだと思う。

多分例えば、同時代のローリングストーンズのような白人による黒人ロック、「サティスファクション」などはいとも簡単に下手をすれば、より工夫をこらして曲を作ってしまうのがビートルズというバンドなのではないだろうかと私は思う。

その辺りが、未だに世界中の音楽好きに受け入れられている理由なのではないだろうか。

セックスピストルズにしても、レッドツェッペリンのことは「ロックの化石」みたいな発言をしたけれど、ビートルズに対してはそのようなことを言った記録はない。




よく「ロックは死んだ」なんて言葉が1980年代には叫ばれていたけれど、もしかしたらビートルズの解散によってすでに「ロック」は死んでいたのではないか?

私は今になってそう思い、今のロックミュージックを聴いて、たまに溜息をついてしまうことがあるのである。



※いま気づいたのだが、レコードのステッカー?部分の下の方に、マッカートニー・ハリソンと書いてある。何故ふたりだけ?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする