からくの一人遊び

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The Manhattan Transfer - Twilight Zone/Twilight Tone (Official Audio)

2023-12-29 | 音楽
The Manhattan Transfer - Twilight Zone/Twilight Tone (Official Audio)



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なぜ“強いドイツ”は「劣化」したのか?動かぬ鉄道、学力低下、荒れる国土…かつての勇姿は見る影もなし - まぐまぐニュース!

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自他ともに認める「ヨーロッパの雄」として、これまで欧州を牽引してきたドイツ。しかし近年、そんな大国に暗い影が差し始めているようです。今回、作家でドイツ在住の川口...

まぐまぐニュース!

 



笑った。

何を笑ったかというと、この記事に書いてあるドイツの問題はどれもこれも現在日本が直面している、或いは近い将来に起こるであろうことだばかりだからだ。

著者は「日本国内では今も歯車は噛み合っており、それどころか物流事情はさらに進化した」と記して日本の優秀さを強調しているが、日本に於いても最近の人手不足による物量事情の問題の深刻化を考えれば、そう言えるのかどうか……。質は明らかに落ちているのである。

「今や道路は穴ぼこだらけで、橋は老朽化」、日本では橋もそうだしトンネルもそう、大きな事故まで起こっている。至る所にめぐらせた老朽化した水道管などは何処から手を付けてよいのか分からなくなり、お手上げ状態。おまけに老朽化して期限を迎える危険な原発の稼働延長。おいおい、福島原発からなにも学んでいないのかよ。

笑った、と書いたが本当は笑っていられないのである。

ところで、この記事の中で少し疑問に思う部分がある。

「産業国ドイツにとって最後の頼みの綱であった3基の原発を停めてしまったこと」と「ドイツは、原発だけでなく、石炭火力も減らしている最中で、その代わりに50基近くのガス火力発電所を建てるつもりだ」というところ。

ドイツは電力の80%近くを原発で賄っているフランスから電気を買っているのでは?それが原発を停め、再生エネルギーに切り替える政策を可能にする根拠となっていたはずで2019年時点では再生エネルギーも順調で、輸入電力量は減少し逆にフランスに電力を売ったり、輸入した電力をポーランドに売却したりしていたはず。

だから、3基の原発は予定通り停めたわけで、石炭火力をなくすことについては後回しで再生エネルギーを優先してきたはずで、それがドイツのヨーロッパの中での孤立化に繋がったのではあるが……。

ロシアの「ウクライナ戦争によるエネルギー危機」についてはドイツにしてもフランスにしても、ユーロ圏各国は実際は以前ほどではないにしても、いまでもちゃっかり輸入していると聞いた。それにフランスは原発を一基増やすらしい。

そういうことを考えてみてもエネルギーの需給については現在それほど心配ないはずで、高騰しているのは何か他の問題があるのではないかと思うのだ。

それにしてもこれを書いていて次第にうつな気分になるのはなんでだろうと考えてみたら、ウクライナ戦争により「日本だけがバカを見た」ということに気が付いた。








コメント (4)
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