最近のニュースが、東日本震災ばかりで落ち込むので、ふと本屋で見つけたベストセラー「老いの才覚」曽野綾子著を興味深く読んでいます。
その中で、「第3章人は死ぬまで働かなくてはならない」「第5章一文なしになっても困らない生き方」「第六章孤独と付き合い、人生をおもしろがるこつ」「第七章老い病気、死と馴れれ親しむ」という項目に関してこの災害でいろいろ苦しんでいるときに人によっては勇気を与える本のような気がします。
いままでの生活は、あまりにも科学的で文化的豊かな生活におぼれていたのではないと思うからです。
人は、生まれながらに富と貧困があるし生まれる地域もえらべないし違うし老いも避けられません、だからいかにその場で誠意一杯努力し生き抜いてゆくかということだと思います。
わたしなんか、最近はこころが落ち着くのが学生時代なれした親しんだ本屋が一番落ち着くところであると感じています。
まあ、とにかく災害や精神的に苦しいときは、一歩ずつ前向きに歩むことだと思いました。
そんなことを与えてくれるような年代相応な本でありました。