庭と花の物語*西原村

小さな村の小さな庭やそこで育った花々を紹介します。季節の移り変わりとともに。

アザミの花も色とりどり    いつの間にか庭に

2017年02月19日 | 野の花

とげの多いアザミ

庭に向かない花です。

あまり世話もしないのに、かってに広がっていきます。

紫、ピンク、紅、白  オレンジに近い色も。

父母はどうしてこの花を選んだのか。それを考えるのも今の私の楽しみ。

 

今年は咲くのかな?  

昨年、庭を雑草の海にしてしまったので、弱い花は消えているかもしれない。

 

 


ミヤマキリシマの咲くいただき    阿蘇仙酔峡

2017年02月19日 | 野の花

阿蘇の仙酔峡は中岳(火口)の東側にある。

近年は中岳から仙酔峡に至る道は立ち入り禁止になっている。

数十年前にはロープウエイが、中岳山頂から仙酔峡まで運航していた。

一度乗ったことがあるが、スリリングな大パノラマだった。

毎年、5月半ばに熊本放送がミヤマキリシマのニュースを流す。

平日の駐車場は午前中ならば大丈夫である。

 

 

山頂にはこんな風景がある。

この観音はむかいの高岳の岩場「鷲ヶ峰」に向いている。

岩登りの途中で亡くなった若い人たちの慰霊のために、遺族が建てた石碑である。

鷲ヶ峰を望む。

仙酔峡は高岳登山の入口になっている。

尾根つたいの道と、鷲ヶ峰の谷道。

かれたミヤマキリシマ

ウイルスの侵入で木が枯れていた。

熊本では戦後間もなくから、長い間ミヤマキリシマの保存問題が協議されていた。

大半の意見は自然に任せるだった。

道路ができた頃から消毒をするようになった。

しかしミヤマキリシマは毎年何本か枯れている。

何十年、何百年の古木だからだいじに残したいが。

この3年間の中岳の噴火で、火山灰もかぶっている。

地震で道も通行不能に。重ねて、残念なことである。