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知ってはいけない!?お金のしくみ

2009年04月14日 20時01分25秒 | 風を読む
世界はいま、大恐慌のトンネルへ入り始めたのか

世界各国が「内需拡大による景気振興対策」に乗り出した。

米国も大規模な公共事業を行うため、大量にお金(ドル)を印刷機で
増刷しはじめている。
日本でも15兆円(真水)に及ぶ第二次補正予算において
紙幣をじゃぶじやぶ増刷。
その効果を上げることが出来なかった場合、大恐慌対策で増刷した世界のお金は
氾濫してハイパーインフレを招き寄せ、世界経済はどん底に堕ちる。

財政破綻、そしてハイパーインフレの兆候か

虚業ともいうべき
そのお金は、今まで通り何ら裏付けのない“無”から作られる。

お金のしくみ(出所:Anti-Rothschild Alliance以下より)

紙幣の起源
かつて、おカネは金・銀・銅などの金属でした。
おカネの量は、どれだけ金(銀・銅)が発見されるかにかかっていました。
そして、交換価値の尺度となる、重量や純度が一定の鋳貨(コイン)は、権威と
信用のある国王(政府)が造る権利を持っていました。
貨幣発行権とは、つまり「誰にどれだけおカネを分配するか」を決める権利です。
自分がそれを決められる権利を持った時のことを想像してみてください。
どれだけ大きな権力を持つことができるか、想像できるでしょう。

人々は取引きの時に、その対価に相当する鋳貨を支払っていました。
なかでも、最も価値の高いおカネは金貨でした。

当時のお金持ちは、金貨を空き巣や強盗から守るために、立派な金庫を持つ
金細工師や両替商に、そのおカネを預けていました。
仮に、この金庫を持つ金細工師をGさんとします。Gさんは、金貨と引き換えに
預り証を渡し、保管のための手数料をもらっていました。

金貨を預けていたお金持ちのAさんは、何かを購入するときにGさんに預り証を
渡し、引き出した金貨で支払いをします。
その代金を受け取ったBさんも、空き巣や強盗に入られると困るので、
やはり金庫を持つGさんに金貨を預け、預り証を受け取ります。
それならば、わざわざAさんはGさんから金貨を引き出さなくても、直接Bさんに
預り証を渡せば、結果的には同じ事になります。
次第に人々は金貨を使って取引きするより、預り証を使って決済する方が便利で
安全であることに気づき、その預り証が通貨(紙幣)の役割を
持つことになります。


銀行業の秘密

こうして人々が紙幣で取引きし始めると、Gさんの金庫の中にある金貨は眠った
ままになります。
「もし預金者全員が一度に金貨を引き出しに来なければ、この金貨を担保に
紙幣を発行してもよいのではないか」そう考えた狡賢いGさんは、
お金に困っている人に紙幣を貸出し、その貸出し料として利子を受け取る
というビジネスを始めたのです。
こうして近代式の銀行業が始まりました。この時から、おカネは銀行から融資を
受けた時に創られる(=信用創造)
ようになったのです。
よく考えてみれば、、預かっている金貨はGさんのおカネではありませんし、
勝手にそれを元手として貸し出しているのですから、これは横領であり、
詐欺的行為です。

しかし、その方法は秘密裏にされていたために批難されることはありませんでした。
ただ、ごくたまに困ったことが起きました。何らかの理由で顧客が多額の預り証
を持ち込んできて、預けていた大量の金貨の返却を求めるときです。
実際ある金貨以上の紙幣を発行しているわけですから、顧客の求めに応じられません。
そういう時には、同業者が秘密の連係プレーで協力し、
金貨を融通し合いました。銀行家たちの手から一時的に離れた金貨も、
結局は廻り回って銀行家たちに帰ってくるのですから心配ありません。
このような大掛かりな詐欺的行為がバレないためにも、銀行業者の秘密性は
さらに高まりました。


国家を奴隷に

かくして銀行家カルテルは物質的な金に囚われることなく自らおカネを創り出し、
それを誰にどれだけ分配するか決める権限を持ったのです。
このようにおカネの主流が、銀行が発券する紙幣に変わっていくと、
これまでのように国家がお金をコントロールすることができなくなりました。
ヨーロッパの君主たちは、お人好しにも、銀行家は大量の金を持っているのだと信じたのです。
そして、国家がおカネを必要とし、しかし税収をもう上げられないとなると、
銀行家から借りるしかないとなりました。

「借りる者は貸す人の奴隷となる」

こうして次々と“国家に対して貸付ける”ことによって、ロスチャイルド家は
絶大な影響力を手に入れるようになったのです。

1815年、ロスチャイルド家はイングランド銀行を支配下に置き、
英国の通貨発行権と管理権を手中に収めました。


1913年には米国に連邦準備制度(FRB)を設立し、
米国の通貨発行権と管理権を手中に収めています。


21世紀初頭、ロスチャイルド家が中央銀行の所有権を持っていない国は、
全世界でアフガニスタン、イラク、イラン、北朝鮮、スーダン、キューバ、リビアの七ヵ国だけでした。
その後、アフガニスタンそしてイラクに対する米国の侵攻により、
現在では残り僅か五ヵ国のみになっています。

「私に一国の通貨の発行権と管理権を与えよ。そうすれば、誰が法律を作ろうと、そんなことはどうでも良い。」
マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド(1790年の発言)
転載元
Anti-Rothschild Alliance<反ロスチャイルド同盟>
http://www.anti-rothschild.net/

金融資本主義経済のしくみは行き詰まりをみせている。

写真:1923年、ドイツで
物価が1億倍にもなってしまい、
子供が札束をおもちゃ代わりにして遊んでいる風景。
財政破綻すると日本もこうなる

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