(古代中国のおカネ、上海博物館にて)
親から譲り受けた莫大な遺産
親から譲り受けた莫大なる遺産とは
この身体的能力と精神力、そして徳を積む方法
(日蓮正宗・法華講の信仰)
この3つ
金銭的な財産は
起業の際の資本金として、僅かな自己の預金は
初期立ち上げの際費用と運転資金とで約3~4ヶ月で底をつく。
▼起業当初、朝8時~夜11時ごろまで、ときには徹夜
で平均約1日15時間仕事、そんな生活が1年近く続くと
歯ぐきは腫れて
あるときは地震かなと思いきや自身が熱のせいで
目まいがしていたことに気付くも、
仕事をし続けて背中が汗だくになって、
夜には熱が引いていたことをいまでも覚えている。
そのときのことを人に語ると冷や汗がでて
無謀だぞっとするよと言われる
▼ついこないだも知合いの人からは、今の状況をみて
いいですねぇ。。谷治さんは。
親の遺産で生活できて、億単位あるんでしょ、親の財産が。
なんて言われて
私はそうですよ。私はボンボンですから、と笑って答える。
そう思いたけばそのように思わせておけばいい。
心の中で(そんなわけねぇだろ、阿呆)
と思っていればいいことだ。
▼金銭的な遺産(人から与えられた棚から牡丹餅)など
使ってしまったら何も残らない。
3つ財産
1つに身体的能力(体力)と、2つに精神力
母親も厳しかったが
幼少(6歳)のころより、当時、都内でも厳しくも最強いといわれた
久明館という剣道の道場に、私と弟が入れられたことだ。
(なかば強制的に、弟は行くのが嫌でいつも腹痛のふり?をしていた。)
冬の道場の隅にある雑巾も凍るほど檜の床は氷のように冷たく、手足
しもやけも絶えない。
竹刀の構え方がちがうと容赦なくピンタが飛んでくる。
立ったられないほど、きつかった懸かり稽古。
このときの武芸のスパルタ教育で
身体的能力(体力)と精神力(根性)の基礎(背骨)
養われた。
(左が筆者と右が久明館道場の久保館長先生。2010年11月道場の2階にて)
今となっては親はもちろん、この厳しかった久保昭館長先生にも大変感謝しています。
(左が筆者当時7歳、右が弟5歳、七五三で祖父の家の前にて)
3つ目が徳(日蓮正宗・法華講の信仰)
苦しみや悩みは、希望にみちた自在の境界(解脱)に転じ
諸天善神に守護されることを実感した。
▼ここ数年の起業により
私は貴重な体験を積ましていただくことができた。
それは
何度も壁に打ちあたる。。。。。
当初の事業計画など絵に描いた餅だと、悲観しつつも、諦めずに
無我夢中で挑戦しつづけると、まさに暗闇から一筋の光明が視えた
ことが幾度もあった。
そして
諦めずに挑戦するのであれば
乗り越えられない山などないとの確信を得ることができた。
どんな困難にでも怯まず果敢に挑戦すしていくことに悦びさえも感じ
努力し創造していくことに喜びを感じる。
▼このことは私のこころの財産
決して奪われることのないのが心に積まれた財産。
たとえ、一とき物質的な財産を失ったとしても、
このこころの財があるので
また、物質的な財はいくらでも築くことはできると確信できた。
これが親から譲り受けた莫大なる3つ遺産。
▼現実から逃避して他力本願で
拝んで棚から牡丹餅などありえない。
心の財とは自らが
現実に挑んで自らの手で勝ち取るもの。人生は自らで切り開くものだ
心の財(たから)第一なり
日蓮大聖人は「蔵の財(たから)よりも身の財すぐれたり。身の財より心の財第一なり」とおっしゃられました。人間には三つの財(たから)があるというのです。第一は「蔵の財」これは財産とかお金のことで、生活していくためになくてはならないものです。第二は「身の財」。これは身体の健康のことです。健康だからこそ十分に働くこともできるのです。そして第三が「心の財」。
日蓮大聖人はこの三つの財について、「蔵の財」よりも「身の財」がすぐれ、
さらにその「身の財」よりも「心の財」こそが第一なのである、と教えられました。
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