その航路は外れていないか
船は「目標」に向かって着実に進んでいるか。
航路を誤っていないか。
たとえ、一時的に航路を外れたとしても「海図」と「羅針盤」※(4)確認
して速やかに舵を修正すればいい。
ただいけないのは、
航路が外れていたことに気づかない、また、気づいたとしても
安易な航路へ流されてしまうこと。
ただでさえ「目標」に到着するまでには、嵐やセイレーンの魔物 ※(1)などさまざまな困難や誘惑を乗り越えなければならない。
セイレーンの魔物
そのためにも、その「目標」への意思を堅固しているためには
「目標・目的」※(2)を期間を3年後、5年後と明確に設定し、
「海図」と「羅針盤」※(4)で常(朝夕)に確認する必要がある。
「時」は、黙っていても、何もしなくとも過ぎ去っていく。
そして、どのような困難や誘惑があろうと確実に目的地へ進み
3年後、5年後に到着して栄光を勝ち取るか、
一方、それら(困難や誘惑)に負けて、流されに流されて、
「魔の海」サルガッソ海※(3)へ遭難してしまうか。
セイレーン魔物※(1)のように言いたい人には言わせとけばいい。
そんなものは相手にせず、放っておけば何れはいなくなる。
ただそのことに、こちらが惑わされるような惰弱な精神では物事は成就せず。
惑わされ遭難したときに後悔しても手遅れかもしれません。
これでは「大航海」ではなく「大後悔」、
まさに大航海(大後悔)時代となってしまいます。(苦笑
この確固たる「目的・使命」 ※(2-a) 「海図」「羅針盤」※(4)の
"ある人生"と"ない人生"では、3年後、5年後にその差は
さらに、あなたの想像の粋もはるかに超えてしまう かもしれません。
※(1)セイレーン( Seirēn)は、ギリシア神話に登場する海の怪物である。
複数形はセイレーネス(Seirēnes)。
上半身が人間の女性で、下半身が鳥の姿をしているとされ、
海の航路上の岩礁から美しい歌声で航行中の人を惑わし、
遭難や難破に遭わせる。
歌声に魅惑されて殺された船人たちの死体は、島に山をなしたという。
※(2)「目標・目的」とは
究極につきつめて考えるならば
ひとは「何のために生きる」かかもしれません。
また、換言すれはそれは「使命」とも言えるかもしれません。
この人生の「目的」「使命」のなかに生活(仕事、家庭、友人など)
すべてが集約されているような気がいたします。
また、
※(2-a)「この究極の「目的」「使命」が発見(自覚)できたときに、そこから逆算して
ただいま、なにをすべきなのか「海図(Nautical Charts)」ができ、またその方向性を
示すところの「羅針盤(compass)=」が大切になるのだと思います。
「目的」とそれを方向づける「海図」「羅針盤」のない人生は
あたかもゆらゆらふらふら浮遊している流木のごとく風や海流などさまざまな
縁に影響され、自らの意思にかかわらず「大海」をさまよい続ける。
※(3)サルガッソ海は多くの船舶が沈没したり行方不明になる「魔の海」「船の墓場」であるという伝説
※(4)「海図(Nautical Charts)=緻密な計画」
「羅針盤(compass)=情報力、思考力、よき師・知恵と信仰」
起業であれはプラス「船員(seaman)=よきスタッフ、協力者、人脈」が必要。
ひとりでは帆船(会社)の操舵はできない。みんなの協力が必要となる。
あなたの想いが未来を創る。自由自在な境涯を築く。
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