すべての原因は自らの心から発生して現象として顕れる
人材募集選考での所感
やはり実態は「人手不足」ではなく「人余り」
ある意味、人手不足とは、採用したい有能な人材が不足している、ということ。
※飲食店やいわゆる現場建設業などの3Kは除く
今年に入り新規人材を募集してみたところ
わずか2週間ほどで168名の応募がありました。が書類選考で実際会ってみたいと思った方は、わずかながら8名でした。
書類選考から応募する方の傾向
1)20代で短期間に転職が多い(4~5回)同じ業界ならまだしも、まったく業態の違う会社を転々としている。
何をしたいのか、分からない。何を考えているのかわからない。
2)アルバイトや派遣社員期間が長い。30歳近くになってもアルバイトもしくは契約社員。
3)知見が足りない。
最近の募集で気づいたことは、
前職の上司、同僚などの人間関係の悪口をいう人がいますが、
やはり、その人自身にも多分に原因がある。
前職の悪口雑言は、そのひと自身『自分の不甲斐なさを語っている』ようなもの
そのよう他責思考は、賢明な経営者であれば、その人物をすぐに見抜くでしょう。
私自身の経験として、
起業前はサラリーマン(正社員)でしたが、転職経験は一度もありませんでした。
17年勤務の間、嫌なこと、辞めたい、と思ったことも幾度かあったものの、
自らが変化しなければ、いくら職場環境を変えたとしても同じような問題に直面する。
なぜならば、すべての現象(仕事、人間関係など)は、自らが原因となっていることが多い。
その問題から逃げずに乗り越えることにより、自らの成長もあると思います。
嫌なことがあったとしても、プラス思考に転換すれば、その瞬間、プラス方向へと進む。
(このことは量子力学でもそのことは証明されています。)
「すべての原因は自らの心から発生して顕れる。」
(起業1年前。上海駐在の筆者)
私は外で自身が勤務している会社の悪口や愚痴など言ったことなど一度もない。
事実、能力的にも品格人格的にも、模範となる優秀な上司が多く、物事の考え方など多くを学びました。
いまでもありがたく感謝しています。
青年期(20歳まで)ほぼ人生の大半が決まる
そもそも学生のときから『将来は起業』する、との目標があった為、目先の小さな事はあまり気にならなかった。
むしろ、給料を頂きながら、勉強させてもらっていると思っていましたので、
いまでも以前の会社には感謝しております。
今でもそうですが学生時代からとにかく読書いたしました。
(学生時の筆者、わずかな時間も惜しんで読書していたころが懐かしい)
とくに歴史(中国史、漢文)、経営、会計、など経済から法律など各分野にわたり毎日移動の時間の
わずかな時間でも欠かさずしておりました。
私の経験上、青年期(20歳まで)ほぼ人生の大半が決まると言っても過言ではない、と思います。
最近、電車内で漫画やゲームをしている、
スーツ姿の若いサラリーマンをみると呆れるというより、日本の将来を嘆かざるを得ません。
最後に、若者のにひとこと
青年は志(目標)を大きくもとう。
口を開けば始終、愚痴る、つまならい人間にはなってほしくない。
将来の明確なビジョン、目標をもち、そのことに諦めずに挑戦してほしい。
百年一瞬(吉田松陰先生の名言)です。
不断の読書、そしてさまざまな体験をとおして成長してほしいと願う次第であります。
立志尚特異 (志を立てるためには人と異なることを恐れてはならない)
俗流與議難 (世俗の意見に惑わされてもいけない)
不思身後業 (死んだ後の業苦を思い煩うな)
且偸目前安 (目先の安楽は一時しのぎと知れ)
百年一瞬耳 (百年の時は一瞬にすぎない)
君子勿素餐 (君たちはどうかいたずらに時を過ごすことなかれ)
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