成仏

毎日更新されている、星椎水精先生のコラムはとても勉強になりますよね！

先日の「ゴルフの練習」、「成仏」のお話は、まさに現在の巷の宗教団体の姿を表しているのではないかと思えるような内容でした。

以前私は、「巷では、供養をしておめでとうとは言わないでしょう？」と書きましたが、それはなぜかというと、「成仏とかあの世とかみんな言うけれども、実際は成仏するとはどういうことか、何一つわかっていないからである」と思うからです。

それはイコール、魂の事もあの世の事も、霊界の事もこの世の仕組みも、なーんにもわかっていないということを意味します。

近所の僧侶は、「死んだら仏さまの○○番目のお弟子さんになりました・・。」と言い、またある宗教団体は、そこの経本が導いてくれるとか、死後の勉強をしておけば、死んだときにあの世から守護霊が導きにやってきてくれるとか、死んだ事を理解させれば成仏するなどという、とても自分たちの都合のよい解釈しかしていません。

何度も何度も星椎先生がおっしゃっておられますが、自分が死んでも先祖を供養していない限り、先祖に阻止され、自分だけ成仏など出来るわけがないのです。

基本的に皆、先祖が成仏しているという前提で話をしているのが、そもそもの間違いなのです。

そして霊能者や宗教団体を見ても、みんな『成仏する」という事を、とても簡単に考えすぎているように思えます。

要するに、誰も『成仏するとはどういうことか？』『本当の供養とは、一体何なのか？』ということをわかっていないから、ただ言われるままにお金を使わされ、形式だけの法要が供養だと思ってしまうのだと思います。

それは星椎先生の「ゴルフの練習」のコラムにあったように、本人たちはこれが正しいと信じ、一生懸命供養をしているつもりでも、実はそれは間違った供養であるため、お金と時間の浪費に他ならず、先祖さんからしてみれば、何の供養にもなっていないわけです。

つぎ込んだお金と時間が、何の意味もなさないのです。本物を知っている人間から見れば、とてもバカバカしい事です。

「本当の供養とは、故人の霊を霊界まで送り届けるであり、これが本当の“成仏”を意味する」のです。

ただこの真実を、誰一人として真実を理解していないから、都合のよい解釈や教義になって、間違った情報がどんどん蔓延していくのだと思います。

多少霊が見えたり、霊能力があるからと言って、それを使ってお金儲けをするのは勝手ですが、最近はＴＶで有名な某霊能者も次々と訴えられ、敗訴しています。

今まで甘い汁ばかり吸ってきた彼らの“ツケ”を支払う時期が、現在来ているのでしょうね。

今後は訴訟もどんどん増え、化けの皮が剥がされていく人が増えていくのでしょうね。

≫星椎水精先生のホームページ：先祖供養
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