本日の観覧席

「我は海の子」
われは海の子　白波の
さわぐ磯辺の　松原に
煙たなびく　苫屋こそ
我が懐かしき　住家なれ

生まれて潮に　ゆあみして
波を子守の　歌と聞き
千里よせくる　海の気を
吸いて童と　なりにけり

高く鼻つく　磯の香に
不断の花の　かおりあり
なぎさの松に　吹く風を
いみじき楽と　われは聞く

実は「我は海の子」は作曲者、作詞者が不詳なんですよ。すごくいい歌詞だなぁ～って、大好きな歌です。七里ヶ浜で「千里よせくる海の気」を吸おうと、流木の椅子に座ってしばし海を眺めました。な～んにも考えずに。こういうときは頭を空っぽにするのが一番！っというか、千里よせくる海の気が、頭の中を空っぽに掃除してくれるのか、何も考えられなくなります。この感覚を覚えておくと、都会の真ん中に居ても海の観覧席にトリップ出来ちゃうんです。ドラえもんの“どこでもドアー”並ですよ！