とかくに人の世は・・・

智に働いてみたり情に棹さしてみたりしながら
思いついたことや感じたことを徒然に記します 
  nob

信心

2006年08月22日 | つれづれ
 祖母が亡くなってから随分の年月が経ちます。祖母は明治の生まれでとても信心深い人でした。毎朝のお仏壇にはもちろんのこと、道端のお地蔵さんやお不動さんにも必ず立ちどまっては手を合わせ、お念仏を唱えていました。子どもの頃はその行動がよく理解できずにいました。しかし大人になって、それもかなりの齢を重ねて、やっと祖母のそんな姿を真似るようになりました。今は「信じること」「手を合わせる姿」が美しいと思えるようになりました。

  わらぶきの屋根
    詩:高石ともや (原題 My old cottage home 作曲:A.P.カーター)

ろうそくの火が 静かにゆれて
手を合わすおばあちゃん
なぜか今でも心に残る静かな姿

想い出にふと振り返る
わらぶきの屋根
いなかの古い家のあとには夏草ばかり

なぜか今夜は 田舎の家を
思い出しています
父も母も祖母も妹も子どもの僕もいます

想い出にふと振り返る
わらぶきの屋根
いなかの古い家のあとには夏草ばかり

 
 お盆の帰省時期にはいつもこの歌を唄っています。でも帰省するところはないんです。生まれてこのかたずーとここに住んでいるから。(笑)

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2 コメント

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私も、、、 (おまさぼう)
2006-08-24 20:34:09
祖母の思い出をひとつアップしてきました。



信心深い人ではありましたけど、うちの祖母からは「静かな姿」よりも「闘う姿」が思い出されます。(笑)



ブログを始めてから、時々祖母のことを書くようになりました。これも供養かなと思います。



私も生まれた土地に今も暮らしています。
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そうですね (nob)
2006-08-24 23:02:05
以前も神棚のことなどでお祖母様のことを綴ってはりましたね。ほんといい供養になると思いますよ。
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