とかくに人の世は・・・

智に働いてみたり情に棹さしてみたりしながら
思いついたことや感じたことを徒然に記します 
  nob

講座DE高座

2007年01月19日 | 寄席芸
上方落語の定席「天満天神繁昌亭」が昨秋の開席以来連日盛況らしいです。先日初めて昼席を覗いてみたのですが、平日の昼間にもかかわらず満席でした。オープン4ヶ月そろそろ客足も落ちてくるのかなと思っていましたが、なんのなんの結構な賑わいです。落語ファンにとってはまことに有難いことです。

今度はまた大阪市立大学が落語の公開講座を開くという何ともうれしいことが報道されています。大阪市立大は桂春團治一門の落語家が講師を務める正規授業「大阪落語への招待」を4月から7月にかけて開講すると発表しました。落語を聴いて、「大阪の文化、芸能、市民生活」を深く考察してもらうのが狙いだということです。

asahi.com:春から落語題材に授業 桂春團治一門が講師 大阪市立大?-?文化芸能

この公開講座、どんなもんかと大学のホームページで閲覧してみました。以下が講座の内容です。

平成19年4月13日(金)~7月20日(金)〔14回〕

4月13日 開講にあたって科目開講の趣旨・講義計画・履修の心得など
       
4月27日 「落語」とは?
       
5月2日  愛すべき主人公たち
       
5月11日 落語のルーツは?

5月18日 親子の情愛、子供の本音

5月25日 長屋の暮らし

6月1日 船場ものがたり

6月8日 「落語」と「義太夫」

6月15日 「落語」と「オペラ」

6月22日 「落語」と「歌舞伎」

6月29日 笑いとは何か?

7月6日 男と女の関係から

7月13日 寄席への招待―「天神・天満繁昌亭」噺

7月20日 終講にあたって

各回のテーマを見るとひじょうに充実した内容になっているようです。春之輔さんが語るには、初心者にも解るよう「落語と漫才の違い」から始めるとのことですが、中盤から終盤へとかなり高度な内容になりそうです。そして後半では三代目春團冶さんの講義が予定されているようです。なんと豪華な講師でしょう。

4月からの公開授業「大阪落語への招待」に先立ち、2月に公開講座「桂 春團治一門『大阪落語への招待』プレオープン興行」が開催されるとのことで早速申し込みをしてしまいました。申し込み多数の場合は抽選になるそうですが、抽選にもれても大丈夫です。ネット同時配信があるそうなのでそちらで勉強です。

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