憤

小６女児が自殺＝「学校でいじめ」と家族―群馬

「いじめられている」家族に訴え　群馬・自殺した女児

群馬・小６自殺　「いじめ」めぐり学校側と対立

また大切な命がひとつ消えてしまった。
この胸に悲しみと同時に憤りがこみ上げてくる。
女児の遺族は学校で「いじめ」があったといい
学校側はそのことを認識していなかったという。

記事を見る限りではこの女児がクラス内で孤立していたことは事実のようだ。
長期間仲間はずれになっていたことが「いじめ」以外の何物でもない。
学校はその事実を認めクラスで起こっていたことを遺族や保護者に誠意をもって
説明する責任がある。そして自らの非を認めるべきだろう。
そうでないとこのような悲劇が繰り返されるにちがいない。

あえて言及すれば問題の本質は「いじめ」があったかなかったかでなく
この女児がクラスで孤立していた事実を把握しながら有効な対策がなされなかったことだと思う。
女児は随分前からSOSのサインを出していたようだ。
少しの気配りが大切な”命”を守れたのではないのだろうかと思うと目頭が潤んでくる。

この女児はたくさんの友達をつくりたいと望んでいたという。
「よかったね」といっしょに喜んでくれる友、
「たいへんだね」と思いやってくれる友が一人あれば・・・。