「トリプルメディア」！

メディアを活用する場合は「クロスメディア」と「トリプルメディア」の視点で考える事が重要になります。

「トリプルメディア」とは、３分類のメディアです。

①自社メディア（ホームページ）

②マスメディア

③ソーシャルメディア

ブログやツイッターの普及により、ソーシャルメディアの影響力が増してますが、企業のマーケティング視点で考えると当然従来のマスメディアの影響力を無視することはできません。

ウェブサイトのような自社メディアの重要性も忘れてはいけません。

企業のマーケティング活動として、「トリプルメディア」はバランスを考えて実行していくことが大切です。

「成長戦略～観光～」！

成長戦略として注目されている観光ですが、「2010年国内・海外旅行者の意識と動向」によると、いくつかの特徴や需要に変化の兆しが見えます。

一つの注目すべき動きは家族旅行が一貫して増加傾向にあります。

旅行は大きく分けると1980年代の職場旅行、90年代の友人たちなどのグループ旅行が大きな流れでした。それがここ10年で20％近く減少しています。

一方で家族旅行は年代別で見てもほぼすべての年代で増加しています。

小学生連れが最も多く21.5％、幼児連れ・3世代が9.1％だそうです。

家族を軸とした新しい旅行需要と、定年を迎えた団塊の世代・シニア層が今後の旅行需要の鍵となります。

「ブランドイメージ」！

ブランドイメージが損なわれる要因に「顧客の不満」があります。

顧客満足を追求する前にやっておくべきことは、顧客に不満を与えないことです。

「あいさつがない」「呼んでも返事がない」、こういったことはお客様が不満に感じます。しかし、できたからといって満足してはもらえません。

顧客に不満を与えないことは最低条件です。

顧客に不満を与えない事ができたら、「顧客満足」、さらには「顧客感動」を目指しましょう。

「ネット通販接客で差別化」！

アシェットのネット通販が好調です。

理由は、リピーター客にスイーツや手書きのカードを送るなど、店舗接客以上に細かい配慮をしています。

ネットの時代だからこそアナログな手法が喜ばれ、贈り物が届いた直後に会員が商品を買ってくれるケースは多いそうです。

ネット通販の競争が激しくなり、いつでもどこでも買えるネットの安さや利便性だけでは売れる時代ではなくなりつつあります。

実際の店舗以上の接客が大事になります。

「価格戦略」！

お店はお客様に対して買いやすい環境を整えてあげることが大切です。

その一つが商品が選びやすいということです。

価格で考えた場合、１種類の価格帯より３種類の価格帯にした方が、選びやすくよく売れる傾向にあります。

１種類の価格帯は比較対象するものがないため、お客様は「お得感」がつかめません。

しかし、３種類の価格帯を提案すると中心の価格帯が”標準”となり買いやすくなります。