浮島ヶ原自然公園 公園レポート

静岡県富士市にある自然公園です。
このブログでは、浮島ヶ原自然公園の日々の様子についてお知らせしていきます。

クラフトは随時行っています

2012-05-07 20:52:17 | 自然遊び
公園管理棟では、ネイチャークラフトを行っています。
先日の自然観察会の後も、残った子たちが母の日に送るドングリのクラフトを作っていきました。



講習会のような形で企画することもありますが、普段は「やりたい!」ならば随時受け付けています。なので、やりたい場合は、公園ガイドまで申し出てくださいね。
公園ガイドによって、対応できるクラフトが違います。
その日に何ができるのかは、行ってみてのお楽しみ。
管理棟に材料や道具を用意していますが、時々公園ガイドがさらに持ち込んで普段はやっていないクラフトを実施することもあります。
何ができるかは、公園ガイドに聞いてみてください。

ザリガニが釣れ始めました

2012-04-30 07:05:32 | 自然遊び
園内でアメリカザリガニが釣れ始めました。
連休に入って、多くの家族連れが訪れています。



管理棟前のヨシを刈り、水面を出した所で釣れています。
まだサイズは小さいザリガニばかりです。
木道沿いには、あまりいない様子です。

ただし、基本的には、動植物の採集をお断りしている公園です。
この水辺も、高校生たちと水生生物を呼び戻すために管理している場所でもあります。
アメリカザリガニは、昆虫類や水生植物を食べ尽くしてしまうため、駆除として特別に採ってもらっています。アミを入れても、採れる生き物がいない状態なので、アミの使用は控えてください。

また、水辺には貴重な植物がありますので、むやみに踏み込まないようにお願いします。
お子さんといらっしゃる時は、きちんとそのことを話してあげてくださいね。
また、大人が夢中になりすぎないように気をつけましょう。
それから、採ったアメリカザリガニは、駆除目的なので持ち帰っていただくようお願いします。責任をもって飼ってあげてください。(採れすぎたら…食べてしまうのが早いかも。泥抜きをちゃんとやれば美味しいですよ)
よろしくお願いします。

羽子板&羽根作りと羽根つき大会でした

2012-01-07 20:04:30 | 自然遊び
今日は、管理棟で羽子板&羽根作りと羽根つき大会を行いました。



まずはムクロジの実に穴を開け、鳥の羽を差し込んで羽根つきの羽根づくり。
今年は、赤・青・緑のカラフルな羽で作りました。



そして羽子板を飾り付けて「My羽子板」作り。
子どもは切ってあるものを使い、大人は外で板を切って作りました。
カラーペンなどで色をつけていきます。



女の子とお母さんたちは、持ってきたビーズと、管理棟にある木の実でデコりました。
なかなか豪華な羽子板ができあがっていました。



大人も一生懸命羽子板づくりです。



こんな羽子板ができていました。
「冬だけど、夏にしてみた!」とは、制作者の弁。
マテバシイのドングリとユリノキの翼果でセミだそうです。なるほど、発想がおもしろいですね。



できた羽子板と羽根で、羽根つき大会も行いました。
大人と子どもが入り交じって対戦しました。



子ども2人がかりで!!



相手をチェンジして!!
汗だくになって楽しみました。
けん玉教室や、木の枝笛作りも行いました。



めいっぱい遊んだあとは、試食タイム。
7日なので、七草がゆを作りました。
朝、食べてきた人もいるので、ちょっと味付けを変えて洋風七草がゆにしました。
また公園で採れたヤブツルアズキを使って小豆がゆとお汁粉を作りました。
お汁粉に入れる餅は、機械でついて、これまた公園で採れたヨモギを入れた草餅です。
みんなでおいしくいただきました。

1月の公園では、21日9:00~に野鳥観察会、27日19:00~星座観察会を行います。
どなたでも参加できますので、ぜひご参加ください。

ケーナ作り教室を行いました

2011-12-24 17:46:26 | 自然遊び
管理棟でケーナ作り教室を行いました。
ケーナは、南米の笛。フォルクローレで使われる楽器です。
竹に吹き口と指穴を開けて作ります。



吹いて音を出し、チューナーで確かめながら指穴を広げていきます。
参加者には、その作業をしてもらいました。



公園ガイドの講師から教えてもらいながら行いました。
切り出しナイフや、丸めた紙ヤスリを使ってきれいに穴を広げていきます。



こんな道具を使って作りました。
今回は、あまり事前の宣伝をしていなかったので参加者が少なかったです。
また笛作り教室を企画したいと思いますので、ぜひご参加ください。

小学生の子たちが、調べ学習にやってきました

2011-12-18 16:17:20 | 自然遊び
冬期の公園ガイドは不定期ですが、時々は作業も兼ねて開けています。
たまたま午後に作業をしていたら、小学生の子どもたちが調べ学習にやってきました。
管理棟で、公園の成り立ちや歴史、生き物の種類などをインタビューし、その後は園内を見てまわりました。



せっかくなので、花が無い中、アキノウナギツカミの枯れたもので茎のトゲを確認してもらったり、刈ったヨシを抜いて、高さを確認してもらったりしました。



さらに、管理棟でクラフトもやってもらいました。
どんぐりトトロを、輪切りにした木に載せて、いろいろな木の実で飾ってもらいました。



こんな作品ができていました。
子どもの発想はいいですね。いつもおもしろい作品ができあがるので、見ているだけでも楽しいです。



自分の作品を持って、はいチーズ!

冬の間も、こうした自然遊びや調べ学習に対応します。
公園ガイドには、教員や教員経験者、環境アドバイザーとして小中学校の生活科や総合学習に関わっているスタッフなどがおりますので、要望に合わせて対応できるかと思います。
もし、希望がありましたら、早めに富士自然観察の会までメール等で連絡していただくか、富士市みどりの課までご連絡ください。