令和の札所を歩く ~失われた札所を探して~

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

(ご開帳ガイド)飯能市・赤沢辻堂

2023-05-06 08:22:00 | ご開帳・縁日・イベント(寺社仏閣)

待ちに待っていた辻堂のご開帳に行ってきました。


寺院名:赤沢辻堂(あかざわつじどう)

所在地:飯能市赤沢560

御本尊:(子育)聖観世音菩薩

ご開帳日(縁日):令和5年5月5日(金)10時から


①建物:あり
②住職:無住(そもそもお寺でない)
③管理人:地元のみなさん(お寺でないので檀家なし)
④駐車場:なし(金錫寺に停めさせていただきました)
⑤トイレ:なし
⑥堂内写真撮影:可能(SNSアップ不明)
⑦御朱印:あり(300円志納)
⑧ご開帳:毎年5月5日10時~
⑨その他:高麗坂東三十三観音番外
⑨その他:読経は金錫寺のご住職。


あっ、ご開帳と札所がかぶってしまった…
今回はご開帳部分のみのハイライトで😎✨


(レポート)
訪問日:令和5年5月5日10時

御開帳がある事は、なんとなく知っていましたが、金錫寺さんに電話し確認しました☎
遅刻しないように家を出発しました🚗³₃

まずは金錫寺さんに到着。
車を停めさせていただきました(事前に了解を得ています)



次回は御本尊さま訪問&御朱印のためお伺いします🙇🙇


金錫寺さんからお堂までは歩いて10分くらいです👣👣



道の途中の案内です。

手作り感があり、とても温かみを感じられます。
うちの玄関にもこれを置きたい。



前方に幟旗が見えてきました。
人が集まっています。
いやが上にも気分が上がります⤴⤴。


準備中です🚧🔩🔨⚠
(ぼかしを上手くできないためスクショで😢)


まずは、みなさんにご挨拶を。部外者ですがよろしくお願いします🙏🙇
また。撮影許可も🙏📷´-

快く了解をいただけたので、ホッとしましたε-(´∀`;)ホッ



さっそくお宅拝見ならぬ、お堂拝見👀✨
小ぶりですが形の良いお堂です。外観、室内ともにきれいに保たれ、地元の方に大切にされていると感じました🧹🧹ノノ( ˊᵕˋ ;)💦





室内も拝見。
きれいに飾り付けられ、お祭りの雰囲気です🏮👘✨

御本尊さまにご挨拶を。
(拝観料代わりに300円志納させていただきました)




扉を全て外して準備万端です。
後は導師様を待つのみ🎴



さて、導師様が見えられるまで少し時間があります。

改めて御本尊さまを拝見👀✨



子育て聖観世音菩薩さまです。
小ぶりな座像です。
元々は金色でしょうか。
ところどころ剥げていますが、保存状態良好です。
光背もきれいな形です🌄
厨子もきちんと残っています。

像をよくよく見ると右手の人差し指が上(天)を指さしているように見えました。
(御本尊さまをアップしていいか未確認のため、写真は未掲載です。)


うっとりと見ていると、導師様が到着されました。
金錫寺のご住職です🙏



参加者に経本が配られました。

金錫寺さんは臨済宗建長寺派です。
建長寺派の読経ははじめてです。上手く読めるかなあ🤔




(ここからは文章でお楽しみください)

まず、導師様の挨拶です。

続けて導師様に合わせて読経が始まりました。
はじめて唱えるお経もあり、だいぶ怪しい読経になってしまいました😖


読経を二つ行ない、導師様からお話がありました。

大谷翔平選手を引き合いに「一行三昧」と言う言葉についてのお話です。

「一行三昧」とは禅語の一つで、仏道修行のうち、一つの修行法に決めて、それに専念して励む事です。
私たちにあてはめると一つの事に精神を集中して無心で取り組むことを指すそうです。
大谷選手は他の誘惑にも目をくれず「野球」のみに邁進しています。大成してる方は、脇目も振らずその道を突き進んでいます。みなさんもそうあって欲しいという事と、みなさんのお子さんお孫さんも邁進できるような環境を作って上げる事が大切☝️というお話でした。

とてもわかりやすく、ためになるお話をありがとうございました🙏🙏



さて、導師様も退席されたので、あとは地元のみなさんのお楽しみの時間です。
おじゃまする事にしました👋✨



今日は縁日でみなさん忙しそうでしたので、御朱印は諦めて帰ろうとすると、Mさん(旧姓かな?)の取り成しで頂くことができました。
御朱印の管理はMさんの実家で、お母さんに作成していただきました✏✐✎✍


こちらのお堂の御朱印は、「個人宅で管理・作成・手交」という珍しい形です😳



きれいに押していただけました。Mさん、お母さん、ありがとうございました🙌😀

(お名前は、住所は許可をいただいてませんので掲載しません。お堂から出て左奥のお宅です。「武州の札所+ 」さんを参考にしてください。本当は事前に連絡してから伺った方が良い)


御朱印をいただき、またお堂に戻りました。


短歌でしょうか。
きれいな字です✏✐✎✍


絵もお上手です😳


いよいよおじゃましようとすると、Mさんが御守りをくださいました。


若葉の時期らしい御守り🍀


本当は小銭しか納めてなく部外者ですのでお断りすべきでしたが、ご好意に甘えいただくことにしました。
(だいぶ図々しいですが😅)


これを持って札所を巡ります👣



(まとめ)
・縁日ですが屋台は出ません。昔は子供も大勢参加して、とても賑やかだったそうです。(屋台かお店も出てたとの話を聞きましたが、詳しく聞くのを忘れてしまったので、また、改めて聞いてみます)

・御本尊の状態は良好でした。✋😌👌
是非近くで見てみたいです。
(飯能市の資料で作製年など要確認)

・お堂・境内はきれいに保たれ、観音さまを大切に守られていると感じました。

・参加者の中には、この祭りのために帰省してる方もいたようで、近況を話していました。
縁日の雰囲気も良く、この地区の強いつながりを感じました。


行きやすさ:〇
(理由)駐車場から歩いて10分

見学しやすさ:◎
(理由)地元のみなさんに親切にしていただけました。

御朱印もらいやすさ:○
(理由)今回はたまたま取り次いでもらえましたが、通常時は事前連絡したほうが良いと思います(金錫寺さんに連絡先を教えていだけるか?)


(最後に)
部外者にもかかわらず、みなさん親切にしていただき、ありがとうございました。
とくにMさんには気配りいただき、気持ち良く参拝できました。

思い出に残る一日となりました。

(御詠歌)
このほどはよろづのことをつじどうにききもならはぬなみのおとかな