令和の札所を歩く ~失われた札所を探して~

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(札所ガイド)高麗坂東三十三観音(二十二番) 飯能市・唐竹辻堂 7/35

2023-08-01 07:22:00 | (札所)高麗坂東三十三観音

(レポート)

訪問日:令和5年7月23日(日)


今日は二十二番を目指しましょう💪🏻



今回も金錫寺に停めさせていただきました(連絡済)。

いつもありがとうございます✋😌👌




以前ご紹介しました二十三番・日影辻堂の前を通ります🚶🏻


所有者の方と連絡が取れましたので、先日堂内を拝見してきました。




御本尊は千手観音さま(二躯)です。明治期の作(12.8cm)。

小ぶりで、とてもきれいなお顔をされています。


所有者の方によると、現在は開帳していないとの事。


子供の頃はお講などあり賑やかだったそうです。


個人所有のため維持管理が大変とのことでした。

拝見させていただき、ありがとうございました✋😌👌



さて、先に進みましょう👣



橋から下を覗くと、子供が水遊びをしていました💧

気持ち良さそう😄




ひまわりは元気。



唐竹辻堂に到着しました。

小さなお堂です。

まだ新しいようです🏠





境内・堂内ともにきれいにされています🧹🧹ノノ( ˊᵕˋ ;)💦



霊場の札でしょうか。



(掲載許可を得ていませんので、文章でお楽しみください)


阿弥陀如来さま




御本尊・十一面観音さま



小窓から覗くと観音さまが見えました。観音様の前には花が飾られて、とても華やかです🌸


本日は年に一度のご開帳日です。ご開帳は道向かいの「唐竹白髭神社」の祭礼の日に合わせて行うそうです。


全部で4躯。

右から阿弥陀如来立像(江戸期・75cm)、十一面観音立像(江戸期・47cm)、たぶん不動明王(花で見えない)、一番左は不明でした。


阿弥陀如来・十一面観音ともに保存状態良好です。


阿弥陀如来立像の螺髪は何と青色です。先日、自由が丘の浄真寺で見た像と同じです。制作時期が同じくらいかも知れません。


左の二躯が見えませんでしたので、また改めて調査します。



誰も来ないのをいい事に10分くらい、ずっと穴から覗いてました👀✨


役員の方にお話を聞く事がでかました。

この方のお母さんの話によると、昔は「観音講」といって年に1回、道向かいの唐竹白髭神社の社務所を使い、今で言う女子会をしていたそうです(女人講と思われます)。

年に1回の女性の息抜きだったんでしょうね🍰




堂の道向かいは「唐竹白髭神社」です。

こちらも今日は祭礼です。




さて、帰りましょう🚶🏻



(データ)
寺院名:唐竹辻堂(からたけつじどう)

所在地:飯能市唐竹81−4

札所番号:二十二番

御本尊:十一面観音

宗派:-


①建物:なし
②住職:なし
③管理人:地元の役員の方
④駐車場:なし
⑤トイレ:なし
⑥堂内写真撮影:可能(掲載不明)
⑦御朱印:あり(唐竹白髭神社宮司宅にて300円。必ず連絡すること)
⑧ご開帳:毎年7月第4日曜日(法要なし)



朱印のみです。
宮司のお宅でいただきました。
上手く押せませんでした😖



◎まとめ
(難易度)★★★【3.0】
・札所へのアクセス★★
・御朱印のもらいやすさ ★★+
・堂内(現地)★★★

ご開帳に関する情報がなかなかわからなかったため。


(満足度)★★★★【4.0】
・御本尊さまにお会いすることができました。とてもきれいな立像です✋😌👌

維持管理が大変だて思いますが、堂内はいつもきれいにされています。観音さまをとても大切にされているように感じました。



◎御詠歌
朝な朝 置き沿う露のもろき身は 今日唐竹の世を厭(いと)わなん(昔22番・長福寺は廃寺)


☆あと残り28/35!


お寺の詳細については以下の
ブログやHP、書籍を参考にしてください。
・武州の札所+ さん
・散歩 山歩 贅歩 参歩 さん
・飯能の仏像(書籍)


*今月の「ご開帳ガイド」は、お盆でご開帳がないため、お休みします。