海とオルゴールBLOG

イルカにあえる海辺のカフェ『 海とオルゴール』さとみママからのお便りです

蝉と耕運機

2009-09-08 21:25:31 | 詩集

朝から頭痛がして、しかめっ面のわたしです。
じーとして、パソコンをしていると、蝉の声がやけに、
騒がしく聴こえます。

わたしには、わかります。まだまだ生きたい・・
もうすぐ空になるんだって、
鳴いては止み また鳴いて・・
そんな声を聴いていると、ウトウトしてられず・・
外へ出てみました。

2年前に、ガーデンに植えた山菜のうどが花咲きました。
知らなかったうどの花。
蜂がうどの花の蜜にいました。
クマンバチは見るからに美味しそうなハーブの蜜を集めているけど、
蜂の種類によって、集める花も違うんだなぁ~
それに、うどに花があるの知らなかったです。



めっきり静かな能登島です。
道路を我が物のように通ったかと思い・・ぼぉーーとしてると
リズミカルな音をたてて、耕運機を運転するおじーちゃん、
荷台にはおばーちゃんが秋風に身をゆだね・・
ゆっくりと走行しています。
のどかさがやけに、目に沁みます。

ちょっと気分転換に外へ出てみました。
お米になる稲をしゃがんで眺めていました。
稲刈りを手伝っていた小さな頃を思い出します。
稲の匂いを嗅ぐと、藁のベッドに気持ちよく寝て、
空を見上げていた頃が懐かしく感じました。

もうちょこっと歩いて、曲(まがり)のバス停まで行きました。
稲のはざ干しが目にとまりました。
竿にまたがって、二人一組になり、「そぉーーーれ!」「よっしゃぁ~」
掛け声を掛け合い、稲をはざ干ししてた、光景が蘇ります。
小さな頃の風景が、能登島の町には、まだ残されています。

この先、能登島曲町集落です。
知ってる・・能登島のお米は美味しいって・・
能登島の島には川がありません。山の水が直接、海へつながって
います。田んぼは、すぐ海の側にあります。山の清流が直接、田んぼを潤しているんでしょうね。だからお米がとっても美味しいです。
ちなみに・・・・・海とオルゴールも海辺にあります。その昔、田んぼ
だったそうです。それから雑種地になり、建物を建てるのに、宅地に
変更しました。
清流の場所だった。いまも清流ですね。
海とオルゴールの地面には、知ってる・・・岩盤がゴロゴロしているって
地下水を掘るときに、ボーリング工事の社長さんが言っていました。
「わしゃぁ~この歳まで地下を掘り起こして水を出して来たけど、
あんたんとこの水は、名水や。」
確かに水質検査をして、いろいろな分析の数字を見ていると、
体によさそうな物質がたくさんあることに気づきます。
岩盤が固いからと言い、ダイヤの針で掘り起こした、天然の水は、
地下30メートル以上から、滾々と湧き出ている、
本物の水を提供しています。
来年の水質検査には、本格的に詳しく調べてもらおうと思っています。

この先海・・海へとつながる場所から・・

お店、今日も5時ジャストにクローズして、ダッシュで、
ギャラリーへ行ってきました。

感想ノートにととろちゃんみーつけた!
芳名帳に、今現在70名以上の記帳があり。
たくさんの人のお名前をなんどもなんども、眺めていました。
「字は体を表す」どんな字でもかまいません。そのままの字を
残して行ってください。書かなかった人へ・・ねっ!

わたしは中学校の時から剣道をしていました。二つ歳が離れた
先輩がいます。いま先輩は加賀屋にいます。
今日、先輩のお名前を見つけました。
ご来場ありがとうございます。



今日、ニッセイの担当の方が店に来ました。

いやぁ~さとみさんの才能に・・・いやぁ~

わたしは、返す言葉がそんな時、見つかりません。
詩は、そのまま感じた想いをつなげて書いているだけと
答えます。書き出すまで、記憶していた言葉を、そのまま文字に
して書き落としているだけ。
才能があるのではなく、ただその時に感じた想いを伝えています。

「みんさん達筆な字だったので、恥ずかしくて、名前書かなかった」
そう言います。
かかりつけのクリニックの看護師さんもそう言いました。
わたしは、どんな字でも、残していただきたいと思っています。

のとしんギャラリーお近くへ来たら、是非お立ち寄りくださいませ。



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