海月美紗のしょうかっこう

小確幸とは 小さいけれども確かな幸せ という意味
何気ない毎日の中で 小さな幸せを見つけたいと思います

3月23日(土)猪苗代ハーブ園の雪見さくら祭り

2024年03月23日 | 
土湯峠を登る頃から、フロントガラスに雪が吹き付けてきて、視界があまりよくない。あたりは真っ白で、吾妻も安達太良も見えない。
そしてまさしく、「長いトンネルを抜けると雪国であった」という状態。



ゴテンバザクラ(御殿場桜)
一重咲き、淡いピンクの花が咲く。花びらに切れ込みがある。折り紙でよく作る「これこそ桜!」という基本形のような桜の花。



マツマエザクラ(松前桜)
八重咲き。花によって淡いピンクや濃いピンクがある。いろんな花色が入れ混じってとてもゴージャス!



ケイオウザクラ(啓翁桜)
一重咲き、可愛らしいピンクの花びら。山形の促成栽培で有名な桜。お正月やひな祭りの時に、切り花として売られているのをよく見かける。



センダイシダレザクラ(仙台枝垂桜)
花色は淡いピンク、半八重咲きの枝垂れ桜。若い苗木はなかなか枝垂れないのか、紐でくくって強制的に枝を曲げているみたい。



オカメザクラ(おかめ桜)
イギリスの桜研究家が作り、日本美人という意味で「OKAME」と命名。一重咲きで楚々としているのに、紅色がとても鮮やかできれい。可愛らしい印象で、今日の1番はこれ!



温室で栽培された鉢植えの桜たち。外は雪景色なのに、ここだけ春が来たように華やか。
そうか、桜って鉢植えでも育つんだ…我が家にもほしいかも。



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3月22日(金)仙台市野草園にて

2024年03月22日 | 
牧野富太郎博士が学名をつけた「スエコザサ」があることで、一躍有名になった仙台市野草園。冬の間は休園していて、やっと3月20日に開園。
この日が待ち遠しかった!どんな花が咲いているかな?ワクワク!ドキドキ!



バイカオウレン(梅花黄蓮)
朝ドラ「らんまん」の第1週のタイトルになった花。
梅の花のように見えるので「梅花」。でも、花びらのように見える白い部分はガク、黄色い小さな部分が花びら。
白くて小さくて、いかにも可愛らしい。群生してたくさん咲いているのを見つけたら、きっと万太郎みたいに嬉しくなってしまう。



セリバオウレン(芹葉黄蓮)
白い小さな花があちらにもこちらにも…。背丈は10cmくらい、顔を近づけてよく見ると、なんと繊細で可愛らしい花!
葉がセリの葉のように細かく切れ込んでいるのが名前の由来。
セリバオウレンは雌雄異株。花には、雄花・雌花・両性花があるらしい。


セリバオウレン(雄花)
花びらも雄しべもガクも、みんな真っ白。この花は中央部だけほんのりピンク色。きれいに開いて咲いて、花火のよう。

セリバオウレン(両性花)
花の中央に紫褐色の雌しべがある。この花は、雄しべが花粉を出すために外側に倒れている。
両性花と雄花との違いはすぐに分かる。よく探したけれども、とうとう雌花は見つけられなかった。


フッキソウ(富貴草)
一年中きれいな緑色、少し日陰でも、あまり手入れをしなくても丈夫に育つ。増えすぎに要注意。


ミスミソウ(三角草)
スハマソウとよく似ていて区別がむずかしい。ミスミソウは葉の先端がとがっているが、スハマソウはとがっていない、らしい。
いずれにせよ、どちらも「雪割草」。雪解けの頃に春を告げる可愛らしい花。



アズマイチゲ(東一華)
東日本で見つかり、花は1本の茎に1輪しかつけないので「東一華」。葉の先が丸くて切れ込みがない。
日当たりのいい木立の中で咲いているのを見つけたことがある。



ヤマネコノメソウ(山猫目草)
小さな花を6~10個つける。花びらのように見えるのはガク、その中にあるのが雄しべ。花びらはない。
全体的に緑色なのがとてもきれい。花が終わった後の開いた果実が、猫の目のように見えるとか。



ニッコウネコノメ(日光猫目)
栃木県の日光で発見されたから「日光猫目」。
花の付け根にでる葉っぱは黄色、雄しべの先っぽは赤色、その色のバランスがとてもおしゃれ。



ショウジョウバカマ(猩々袴)
中国の伝説上の動物で赤い顔をしている「猩々」、葉の重なっている様子が「袴」、合わせて「猩々袴」。
花の色はピンクや紫色、白。同じ場所に咲いていても微妙に花の色が違っていて、不思議。
花が終わった後も茎がどんどん伸びて50cmくらいになる。違う花かと思うくらい雰囲気が違う。



ザゼンソウ(座禅草)
袈裟を着て座禅を組む僧侶に似ていることから「座禅草」、別名「達磨草(ダルマソウ)」。
ミズバショウは何度も見たことがあるけれども、タイミングが合わなくて、ザゼンソウは今回が初めてのお目見え。
これはこれでなかなか可愛らしい。



園内「どんぐり庵」にて、鴨そばを。
たくさんの可愛らしい早春の花に出会えて、胸がいっぱい。
でも風が冷たくて、何時間も園内を散策したら手足も体も冷えてしまった。
優しい味のお蕎麦を食べて、気持ちも体もほんわかと温かくなり、「次はいつ来ようか」とウキウキしてきた。

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3月21日(木)八重米坂の大漁桜

2024年03月21日 | 

南相馬市の馬事公苑の近く、八重米坂へ向かう途中にきれいな桜並木がある。植えられている桜は、大漁桜(たいりょうざくら)。
大漁桜の開花時期は3月下旬。8分咲きで、今がちょうど見頃。




春先の漁の時期に咲くこと、紅が混ざった淡いピンクの花びらが桜鯛の色に似ていることから、「大漁桜」と名付けられたということ。
一重咲き。淡いピンクと濃いピンクがいい感じに混じって、近くから見上げると花びらのグラデーションがうっとりするくらいきれい。



5枚の花びらの内側に、さらに小さな花びらが付いている花をたくさん見かけた。これは、雄しべが変化して花びらになろうとしたもの。でも完全な花びら(花弁)にはなっていなくて、「旗弁(きべん)」と言うらしい。
旗をあげたように見えるので「旗弁」、なるほど、大漁旗をたくさん付けている桜だから「大漁桜」!



ちょっと曇り空、風もまだ冷たいけれど、きれいな桜並木の下を歩いて、一足早い春をいっぱいに感じた一日だった。
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3月20日(水)飯坂·福来朗一家めぐり

2024年03月20日 | 可愛い
2月25日に飯坂温泉で行われていた「福来朗一家めぐり」に参加。
参加協力店をめぐってスタンプを5個集めて応募すると、抽選で40名に「福来朗一家」が当たるというイベント(2/5〜3/5)。






それぞれのお店に飾ってある福来朗は、みんな手作りなので微妙に表情が違っている。福来朗が家族で寄り添っている姿も微笑ましい。
旧堀切邸を見学し、パン屋さんでパンを買い、飯坂温泉駅で電車を見て、和菓子屋さん2軒でお饅頭を買い、スタンプを5個ゲット。



そしたら今日、我が家に可愛らしい福来朗が舞い込んできた!
「福が来て朗らか笑顔また明日も」



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3月19日(火)浪江町と紅房桜

2024年03月19日 | 
ポケモン原作者の田尻さんのお父さんは、浪江町出身。


3月中旬、紅房桜はソメイヨシノよりも一足先に咲き始める。ぱっと見ると紅梅かと思うような、鮮やかな濃いピンク色。釣り鐘のように下向きに花が咲く。

紅房桜は、東京で盆栽業を営んでいた増井さんが開発した新品種。
増井さんは「山いっぱいに花を咲かせたい」という願いを抱いたまま、2004年に亡くなった。
田尻さんは、親友·増井さんの願いをかなえるために、2007年にふるさと浪江町に紅房桜の苗木1000本を寄付。
震災を経た今、浪江町では早咲きの紅房桜が咲き誇っている。



棚塩産業団地緑地公園


浪江町役場


道の駅なみえ ラッキー公園

陶芸の杜おおぼり

空き家になっている民家の庭


いこいの村なみえ



紅房桜は下向きに咲くから、見上げると花の正面が視界に飛び込んでくる。濃い桃色の花びらが太陽の光をあびてキラキラ輝く。
浪江町が一日も早く、桜と人でいっぱいになりますように…

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