久遠の絃

-くおんのいと-
since 2003/9/1
キレイな写真なんていらない。もっと本当の姿が見たい

ふとそんなことをおもう

2007年06月17日 22時33分25秒 | ことばのうみ
 君が集めた夢のカケラはどれくらい大きくなったんだろうね。
 ふとそんなことを思った。今日の夏の日、夏の暑さが身にしみて湿った風が留まりながら崩れていく。
 あの日二人で一つずつ積み上げていった小さな小さなカケラもいつか大きくなり、それはもっと大きくなるはずだった。
 どちらが先に夢をあきらめ、どちらが先に夢に向かったのか?
 今となってはわからないことなのかも知れない。
 いつの間にか終わりを告げる楽しい日々。それは何の前触れもなく、音もなく、影もなく。
 いつの間にか夜が来る。星上がりでは弱すぎて前を見失う。月明かりでは明るすぎて、振り返ることを忘れてしまう。
 もう何年経つんだろうか。あの日手を伸ばして、いつか掴もうとした星はもう目に見えるところにはないのかも知れない。
 今しかできないこと、あの時しかできなかったこと。
 夢のカケラを集めて、積み上げて、夜空の星に手を伸ばす。届くはずもないと知りながら、ただその先に何があると信じて

 あの人は今どうしているんだろうか。夢は叶ったんだろうか。もうあきらめてしまったんではないだろうか・・・・・・
 ふとそんなことを思う


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