ここを通るのはいつぶりだろうか
夜でも昼でも薄暗く 先は遠い
音はあたりに跳ね返り 暗いトンネルはどこまでも続く
たまにこんな景色を独り占め
誰か一緒に見てくれる人はいないものか
空はこんなに綺麗なのに うまくいかないことばっかりだね
こんなに刺身を食べたのは初めてかもしれない
様々な種類が並ぶ
たまにはこんなご飯もいいものだね
窓の向こうに月が見える 途切れた雲の隙間
秋の気配はどこへ行こうとしてるのか
はて 意識してなかったけれど虫の声はこんなに少なかったっけな
今日撮ったのはこの一枚だけ
もっといろんなものが撮りたいはずなのに 手が心が動かない
どこにだって景色はあるんだけどな
ごぼうのきんぴらはついつい止まらなくなる
ボリボリと頬張り ご飯が進む
最近ご飯の写真が多くなったな
今日もいい天気 日はいつの間にか傾き始めた
誰も知らないところで時間は過ぎて 誰もわからないうちに夜へと変わる
まだ毎日を繰り返す いつの間にか今日は明日になっている
日除けのすだれの向こうに月が昇る
誰だよこんなとこに穴開けたのは！
おかげで月が見えたけど そこの猫たちちょっと集まりなさい
菜っ葉のチャーハン 間引いた大根の葉っぱで出来ている
少しほろ苦く いつもしっとりしてるけど
思えばおふくろの味だろうか
寝てる猫をつついてたら 眠そうに顔に手を持っていった
思わず静かにカメラを向ける
ありがとういい写真が撮れた ゆっくり寝てな
