夢で見たことなのでかくしょうはもてないのですが、ぼくの頭の中、もしかしたら脳の片すみなのかもしれませんが、「夢日記」というものがあるようなのです。
ここには今までに見た夢がそれとなく、もしかしたら全て書かれていると思われます。
なくしてしまった夢、忘れてしまった夢、起きたとたんに消えてしまった夢。そんな夢たちが描かれているのです。
前々から気にはなっていたのです。夜に見た夢はどこに行ってしまうのか。誰に話すことも出来ず忘れてしまった夢の行き先。誰もその行き先を知りません。こんな長い時間の中で皆(みな)が疑問に思いながらも、めいかくな答えが示されていなかったのです。
そこでたどりついたのが「夢日記」なのです。ぼくの夢日記にあるものはいつか見た景色といつか撮った写真。いつか思いついた言葉でしょうか。
夢の中でも写真に撮ったものがあります。それはたとえ起きたところで現実のカメラの中におさまっていることもなく、ただどこかへ消えていくのです。カメラという半永久的なものなのにもかかわらずです。
ですが、それらはすべて夢日記へと保存・蓄積されていくのです。たのしい夢、かなしい夢、こわい夢でさえも。
もしかするとそれらの夢をもとに新しい夢がつくられているのかもしれません。
それは夢の図書館といったところでしょうか。
夢が終わり、消えていく場所
夢が始まり、新しく生み出される場所
ずっとおぼえていくことのできない夢を記録、記憶していく場所。
また夜がやってきます。いつかの景色といつかの写真を受けとりにまたねむりにつこうかと思います。
ここには今までに見た夢がそれとなく、もしかしたら全て書かれていると思われます。
なくしてしまった夢、忘れてしまった夢、起きたとたんに消えてしまった夢。そんな夢たちが描かれているのです。
前々から気にはなっていたのです。夜に見た夢はどこに行ってしまうのか。誰に話すことも出来ず忘れてしまった夢の行き先。誰もその行き先を知りません。こんな長い時間の中で皆(みな)が疑問に思いながらも、めいかくな答えが示されていなかったのです。
そこでたどりついたのが「夢日記」なのです。ぼくの夢日記にあるものはいつか見た景色といつか撮った写真。いつか思いついた言葉でしょうか。
夢の中でも写真に撮ったものがあります。それはたとえ起きたところで現実のカメラの中におさまっていることもなく、ただどこかへ消えていくのです。カメラという半永久的なものなのにもかかわらずです。
ですが、それらはすべて夢日記へと保存・蓄積されていくのです。たのしい夢、かなしい夢、こわい夢でさえも。
もしかするとそれらの夢をもとに新しい夢がつくられているのかもしれません。
それは夢の図書館といったところでしょうか。
夢が終わり、消えていく場所
夢が始まり、新しく生み出される場所
ずっとおぼえていくことのできない夢を記録、記憶していく場所。
また夜がやってきます。いつかの景色といつかの写真を受けとりにまたねむりにつこうかと思います。
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