夕暮れ

今日しか見られないこの形をした夕暮れ
ただ　時を重ねればまた出会えるかも知れない夕暮れ
毎日を撮り続けて5年目　9月の始まりでもう6年
またいつか出会える今日と同じ空を目指して

もくもくくもくも

もくもくとした夏の雲が空の向こう
そんな雲を見ながら走るのも気持ちいい
青く澄んだ空に　真っ白い夏の色

去年はもっと

去年はもっといろんな写真が撮れていたような気がする
もっと一応華やかで　もっと当たり前のように
夜と車ばかりになる写真　昼間はどこへ行ったのか

北京開幕

前に見たのはいつだろう　どこだろう
四つの夏を越えてぼくはこの場所に
テレビの向こうに　世界が動き出すほどの力
夏はまだ終わらないようで

参考：
2004年8月14日（旧久遠）
2004年8月14日（久遠）

そしてまた朝が来る

夕日はいつも見ているはずなのに　朝日にはとんと縁がない
ずっと起きていて　見上げた空がやんわりと焼ける
つかの間の休日に　なにもしない一日が始まる

王蟲

王蟲の殻　そんな言葉が頭に響く
いつか見た映画の中の　抜け殻のように
自然が作り出す世界に　不必要なものはなにもない

考えるよりも

考えるよりも先に手が動く　そんな写真ばかり撮っている
悩みのある写真なんていらない　ただその一瞬が欲しい
くだらないからこそ面白い　今日を示すための写真

さぁどこだ

さぁぼくはどこにいるでしょう？
そんな声が聞こえてきそうな　小さな小さなバッタ
跳ねて飛んだからこそ見つけられた　一度目を離すとどこへ行ったのか

無題

魚釣りから帰ってきた女の子
おいしい魚は釣れなかったみたいだけど小さなフグが釣れて喜んでました
で一言、「ぷっくぷくやった～」といって帰っていきました
ぷっくぷく の言葉になぜか胸がキュンとしたのは疲れてるんかなぁ…
とか思う今日このごろです

ハイビスカス

夏を彩るこの花は　熱い色をしている
降り注ぐ太陽にも負けず　まるで夏を楽しむように
激しさを増す暑さに　夕の涼しさが響く