まだちっちゃい

これからこれから　まだまだでっかくなるよ
春が終われば夏　夏が終われば僕らの季節
さぁ　どの葉っぱから食い尽くしてやろうか！

さぁ 奏でよう

さぁ奏でよう　春はもうやってきた
さぁみんな咲いて　これからが本番だよ
さぁ見せてあげようじゃないか　本当の春を！

イシガケチョウ

舞い散る桜の花びらとともに　満身創痍
羽を欠きながらも　まだ空をあきらめない
風に吹かれても立ち上がる　人が忘れた生きる強さ

撮影：三重県紀北町　イシガケチョウ

アオダモ

毎年この道を通っていたけれど　カメラに収めたのは初めてかもしれない
車で通り過ぎる景色の中に　いくつ花を見つけても止まれない
その出会いとタイミングに感謝　またひとつ花が見つかりました

撮影：三重県紀北町　アオダモの花

もうすこし

春を超えて夏の手前　色づく時を待つ
変わらない営みは　いつだって季節を忘れない
季節変わりの冷たい風に揺れて　桜舞う空を眺め

もっさ

もっさりと赤い色が広がっていく
次々に咲いて春の気配をそのままに
足早に駆け出す陽気　止まらない季節の加速

スペースシャトル

スペースシャトルが打ち上げられましたね。
思わずニコニコ動画で生中継されてたのでかじりついていました。
隣でテレビもつけながら見てたんですが、パソコンからの迫力に圧倒されました。
打ち上げの時はよく、とてつもない轟音だったとか、体が震えるようだったとか聞くんですが、テレビで見てるとそれが全く感じられなかったんですね。
ウゴゴゴゴっていうイメージはひしひしと伝わってくるんですが、なんだか簡単に上がって行ってるようで現実感があまりないのです。

どうしてもテレビだとアナウンサーが必要で解説も付けなきゃいけない。だからこそ外のボリュームは絞って声を差し込まなきゃいけない。そんな事情があるのかもしれません。
でもニコニコだとそんなものを排除した生の映像と生の音が安っぽいスピーカーを通してですがドゴッゴゴゴゴと伝わってきます。
空へ昇っていく星のような光。これほど地面をたたきつけ、これほど空をねじ伏せなければ宇宙へ飛び出すことの出来ない魅力。
途中からカメラは燃料タンクとシャトル本体を映し出します。ほぼ音のない映像に無線交信らしき会話が流れていきます。見守るように見ているとシャトルがオレンジの燃料タンクを切り離すのにゆっくりと回転するんですね。太陽の光が船体を照らします。回ってると思えるほどにゆっくりと光が広がっていきます。
はたと気づけば後ろには青くて丸い固まりがぼんやりと浮かんできます。地球でした。
本当に青いんですね。そんなとき船体が切り離されます。役目を終えた燃料タンクを残してシャトルは遠ざかっていきます。宇宙という未知の空間とそこに鎮座する国際宇宙ステーションへの道を示しながらカメラの映像はそこで終わります。

というわけでいいものを見させてもらいました。
一度は現場で打ち上げを見てみたいものですね。

空の向こう 風を割って

ぼうっと眺めた雲　テレビに映し出された風を割って進んでいく光
そらへ飛び出したスペースシャトル
あの朝焼け間近の空の上には　数え切れない星と夢の世界

島

いつもぽかんと浮かんでいる島
浮き上がることも移動することもなく　ただそのまま
いつからそこにあるのか誰も知らない　そんな当たり前の景色

満開

咲いては散る　散っては咲く
繰り返す春の　変わらない旅路
ちらほらと芽吹き始めた初夏　花は最高に咲き乱れ