設計事務所の裏窓

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魔酒

2006年04月06日 17時21分58秒 | 独り言
花見酒ほどほどに…急性アルコール中毒で73人搬送 (読売新聞) - goo ニュース

酒飲みはスマートであれ。
一応 酒というものを飲めるようになってからの
ん十年もたった自分が最近思う事である。

テレビでも花見の酒乱ぶりを写していたが 花見に
限らず 酒という魔酒によってガラリと そう
物語のジキルとハイド氏のような様変わりを
酒の席で展開してしまう人をよく見てきた。
この様変わり「まあ、許せる」程度の明ならいいのだが
誰かに迷惑がかかる暗に陥るのは良くない。

酒飲みはスマートでなければいけない。
ここでいうスマートは ともかく「明るく楽しく」である。

酒の魔法を借りて異常に人に絡む、暴力を振るう、
物を破壊するといった方達は いたって魔法がない時は
脅えた子犬の如くシーンとした方達である。
「自分」という存在がないと あっけないほど魔法に
躍らされるのだ。

だからといってお酒の席でこれもいただけないという
人種達もいる。
あえて名付ければ「シラケ族」
いかにもお酒は悪い!と言わんばかりの白けた顔で
皆が酔えば酔うほど白けてくる。
これは いただけない。
コップ一杯のビールを楽しみもなく一気に飲み干し
後は白けた表情で黙り込む。
そんなタイプもお酒の席にいると逆に皆が迷惑となる。

お酒は魔法の飲み物。
でも操られる飲み物じゃなく 楽しむ為に自分が
操るのである。

と、偉そうに酒云々と言ってきたが 実は
「あー最後の一杯飲まなきゃ良かった~」と
朝 ガンガンと二日酔いとやらでひどくなった頭を
おさえながら毎度思うのである。

自分が自滅程度なら まだ許せるし・・・と言い訳しながら
やっぱりお酒の魔法にはかなわない。