設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

食べる行為

2007年03月15日 15時00分54秒 | 独り言
団塊の世代が一斉に退職となる今年。
テレビでは「いざ!熟年夫婦はどうなる?」
みたいな番組が多い。
やれ熟年離婚が増えるだの 捨てられる夫象だのと・・・
その中で 離婚の原因の中で「意外!」と思った原因は
なんと「お昼の用意」っていうものだった。
意外というか なるほど~~というか・・・

確かに 昼間ずーーーっと一人という生活から
二人っていう生活は180度違うような・・
食事の支度って 生きている限り続く出来事。
それが「面倒」という気持ちになったら
食べる行為がストップしてしまう訳で・・・
(うんと お金あれば話は別だけど)

自分?そりゃあ確かに「面倒」
時には錠剤一つで飢えがしのげて
何も健康的に問題なかったら いいなあ~~なんて
毎日思っている(すんごーく怠け者)
でも 共に同じものを食べるという行為。
それは嫌いじゃない。

「食事」という場面がなくなったら なんと味気ない
毎日だろうか。
久しぶりに会えた友との食事。
ぶつぶつ子供に文句言いながらの食事。
一方的に 自分がずーっとしゃべっくている
夫との食事。
どれもこれも「食べる」という行為と一緒に
相手の顔を見て 笑って怒ってと忙しい。
これは本当に楽しい。
だから逆に 一人の食事は苦手だ。
テレビなんぞつけて 食事というよりエサを食べる
感じになってしまう。

ちなみに我が家は 仕事柄 夫は昼間に外出がない限り
昼食を食べに自宅へ帰宅する。
たまには「いないよ~」なんて こっちの都合で
バラバラの日もあるが 大体は二人での昼となる。
これに慣れると 一人はなんとも嫌になる。
「慣れ」に馴染めれば きっと「面倒」より
「味気ない~」という気持ちが勝ってくれる。

というより 多分「面倒」と思うような
代物を支度していないという事実もあるようだけど(汗)

まあ、要するに「食べる行為」を「面倒」なんて
言い切っちゃうのは よくないって事かもしれない。
「今どきの若者云々」じゃなく最近は
「今どきの おばさん達云々」という話ばかりである・・・