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蟹工船と私

ワーキング・プア理解の手がかり、「蟹工船」を20万部増刷 (昨朝の毎日新聞)と言う記事に心がざわめき、一言したくなった。この小説とプロレタリア作家・小林多喜二の名を知ったのは1950年代半ば、小学生の時で、担任の先生に「君たちには少し早いかも知れない」と言われたため、かえって興味をそそられ、早速我が家の文学全集を引き出したものの、「おい、地獄さ行(え)ぐんだで」という冒頭の一行に、ひるんだのは、や . . . 本文を読む
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