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【本】壺井榮 「秋蒔きの種」

「二十四の瞳」「坂道」「母のない子と子のない母と」などの作家が、こういう作品も書いていた。 「秋蒔きの種」「宿根草」「妻の座」「渋谷道玄坂」などの「閑子(かんこ)もの」と言われる4作品だ。(1998年文泉堂出版 壺井榮全集3) 背景にあるのは妻と死別した徳永直が終戦直後の1946年、壺井榮の妹と再婚したが、2か月後に破綻したという実話だ。徳永直は「太陽のない街」「はたらく一家」などで非常に読み . . . 本文を読む
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