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サド侯爵夫人・わが友ヒットラー

三島由紀夫著 新潮文庫1979刊(初出1965ー1968)特に三島の愛読者というわけでもないので、手ごわそうなこれら二作は初めて読んだ。こんな時手掛かりとする巻末の解説は・・・付いてない。かわりに「自作解題(7編)」で作者みずから語っている。1.「サド侯爵夫人があれほど貞節を貫き、獄中の良人に終始一貫尽くしていながら、なぜサドが、老年に及んではじめて自由の身になると、とたんに別れてしまうのか、とい . . . 本文を読む
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