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【映画】ジュノ

2007年 米 監督 ジェイソン・ライトマン 脚本 ディアブロ・コディ
出演 エレン・ペイジ マイケル・セラ ジェニファー・ガーナー DVDで鑑賞

予想していたより軽く明るいので、16歳少女の妊娠というテーマから
私が想像した重苦しさや不快さは伴わずに見られた。
この雰囲気が何かに似ていると思ったら「Lの世界」だ。
脚本が30歳の女性というのも影響したのか。

タイトル部分が手描きであることからして作品の軽快さが予感される。
と言っても軽薄というわけではなく、そもそも他の国とは違う米国の生活が、
独特のゆとりをもたらすからだと思う。しかしよく考えるとその裏に、
一人の人間の誕生とその後の人生という重さがあるわけだが。

もう一つ、終りにジュノと男友達が幸せになるシーンで
「普通と順番は違ったけれど」というセリフがあるが、妊娠→結婚→恋愛の
順にことが運ぶ点で「二十歳の恋」西独篇(1962)を思い出させる。ただ、
一人が欠けている点では「幸福」(1965)に近いかも・・・ああ怖!
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