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映画「ヒトラー暗殺 ヴェアヴォルフ・ハント作戦」

     このヒトラーは少し肥満気味

2009 露 監督 エヴレーニー・ミトロファーノフ 出演 ウラジーミル・リトビノイ ボリス・ガルキン 鑑賞 DVDにて

第二次大戦中、ドイツ軍の要塞に侵入し、ヒトラーを暗殺しようとしたソ連の精鋭6人の狙撃兵。作戦本部はその中にいるスパイを突き止めるために危険な作戦を命じる。ヒトラー暗殺はうまく行ったように見えたのだが…

狙撃兵の物語は「スターリングラード」にも出てくる。鈍重とも思える神経の強さゆえ、射撃はソ連のお家芸といわれ、オリンピックでも優勝を重ねている。

またスパイの疑いは、先日池上氏の講座でも言っていたが、スターリン支配下での強迫観念。射撃とスパイ追求、旧ソ連2つのお家芸をたっぷり見せてくれる。最後のチェスのシーンは兵士を駒に見立てた痛烈な皮肉。

女性兵士が、遺跡に4輪の花と、4つの星を手向ける最後のシーンは泣かせる。「戦争と貞操」(別名「鶴は南へ行く」)のラストも花束を抱えた女性だったなあ。
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