goo

台湾本

10月27日から11月9日まで読書週間だとか。
それで、というわけでもないが
この夏に読んだ台湾に関連する本を並べてみた。

   (1)案内・旅行記・エッセイ・論説

現代台湾を知るための60章(亜洲奈みずほ)
台湾一周鉄道の旅(結解喜幸)
台湾新幹線で行く台南高雄の旅(片倉佳史)
観光コースでない台湾(同)
台湾鉄路千公里(宮脇俊三)★
満里奈の旅ぶくれ(渡辺満里奈)……女子アナ。見事なほどすべて飲食ネタ。

街道を往く 40 台湾(司馬遼太郎)
鍵は台湾にあり!(深田祐介)

台湾史小事典(呉密察)
台湾女性史入門(同編纂委員会)
台湾人と日本人(田村志津枝)

台湾は今日も日本晴れ!(謝雅梅)……在日女性のエッセイ。やや甘口。
台湾は日本人が作った。(黄文雄)
日本人はとても素敵だった(楊素秋)
台湾人日本兵の手記(陳千武)
台湾人志願兵と大東亜戦争(鄭春河)

トオサンの桜(平野久美子)
還我祖霊(中島光孝)…靖国神社に祖先を祀って欲しくないという高砂族

私はなぜ日本国民となったか(金美齢)
入国拒否(小林よしのり&金美齢)●
新日本人に訊け(小林よしのり)●
売国奴(呉・石・黄)
李登輝学校の教え(小林よしのり・李登輝)●

    (2)文学作品

父なる中国 母(クイア)なる台湾(垂水千恵)※
デイゴ燃ゆ(劉大任)
鹿港からきた男(王禎和)
安安の夏休み(朱天文)
荒人手記(朱天文)※
げっし(白先勇)※
鳥になった男(呉錦発)
ある鰐の手記(邸妙津)※
藍色夏恋(易智言/楊雅)※

【番外篇】蝗の大旅行(佐藤春夫)汽車に同乗した蝗と日本の紳士の童話。

※台湾では中国大陸と違い、文学で同性愛がよく取り上げられている。
「げっし」というのは主人公の名前だが、文字化けするので平仮名にした。
「藍色夏恋」原作では女主人公は同性愛。映画「藍色夏恋」→2010-02-18
●小林よしのり氏は初めて読み、色々ほかにも読んだ。
★宮脇俊三氏はひたすら列車に乗るだけ、これまた見事。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~
以上はすべて、図書館の本。自分で買ったのはガイドブック一冊(1000円未満)のみ。
県立と市立で比較すると、文学関係は県に、その他は市に、とハッキリ分れている。県では中国関係の資料ばかり、ここには何らかの政治的配慮が働いているのではと感じた。

これらを読んでいた間は台湾に対して恋に陥っていたようなもの。
恋愛の初期、夢中になって恋人の事を知ろうとし、ついに
飽和点に達してしまい、急速にさめることがあるが、それに似ている。

→2011-10-07「台湾旅行はお預け」
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 映画「約束」 映画「ワイル... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。