映画の感想など・・・基本的にネタばれです。
しづのをだまき
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宮崎・鹿児島・大阪・東京・大阪・松江を経て横浜在住の77歳。映画・読書・散歩の日々 |
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【本】草の花
2008年08月20日 / 本
このごろ、名も知らぬ小さな草花への興味が増してきた。
年齢のせいと、松江に来たせいだろう。
春のはじめ何という名前かが気になり、ついに本屋で図鑑を買った。
が、洩れるものが多く、とてもカバーしきれない。
そのうち、名前はどうでもよくなった。川沿いの道を、風に吹かれて、
生い茂る草の間の細道を歩く、至福の時である。
で、本の話…
女性作家の中でも私の苦手な幸田文(こうだ・あや)だが、
なぜか2作品の例外がある。「草の花」と「おとうと」だ。
要するに、ミッション女学校時代の話とくに「エス」体験を具体的に書いている。
この人は親が大作家にも拘らず、いやそれゆえにか、読書は嫌い、
文学少女ではないので、妖しい想像力とは無縁で、その種の友人以上、
と言う関係への対応は、まったく常識的。
だからこそ、当時の「エス」の実像が、生き生きと浮んでくる。
この筆力はやはり親譲りか、脱帽だ。
そうそう、福永武彦作「草の花」1954はこれもまた、旧制高校のプラトニック・ラヴが主題だが、幸田文のは1951年だからそれより早い。福永はそれと知って同名の小説を書いたのかどうか・・・
(9月4日追記)「草の花」が俳句では、秋、それも9月の季語だとは知らなかった。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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先日は『草の花』の投稿有難うございました。昭和32年、高校3年の夏、初めてこの本に出会い、それからずっと私の傍らにこの本があります。その頃、兄の友人の美しい瞳の青年に恋をしておりまして、それが藤木忍と重なった為に忘れられない本になったとのだと思います。最もこの初版はその後出会った私の永遠の人との別れに手渡してしまいました。
話は変わりますが、今日私の姪から冊子が送られてきました。横浜在住なのですが、砥石の研究をしておりまして、論文が島根県古代文化センターから出ている雑誌に掲載されたのだそうです。「古代文化研究」18号(松江2010年3月)と書いてあります。内容は私にはさっぱり理解できません。松江には知り合い縁者もなく、私には外国ほどに遠い所と思って居りましたが、何か近くなったような気がいたします。
これからも楽しいお話楽しみにしております。松江の様子などお聞かせ頂ければ嬉しく思います。浜松から殆ど出る事無く暮らしておりますので、よろしくお願い致します。