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【映画】グーグーだって猫である

2008年 日本 125分 鑑賞@Tジョイ出雲
監督 犬童一心 原作 大島弓子 
出演 小泉今日子 加瀬亮 上野樹里 森3中

吉祥寺&井の頭と猫の魅力が描かれていると評判なので
JRと一畑バスで往復2000円&2時間かけて出雲市に行った。
ここには、松江SATYの倍の収容能力を持つ「Tジョイ出雲」ができている。

私が20代後半~50代初め頃うろついた吉祥寺と井の頭界隈。
ハモニカ横丁とか、焼鳥屋etc細かい部分が懐しい。

花見時や日曜祭日の雑踏の光景をみると、離れて10年、松江1年の私は驚くばかりだが、ざわめきは四六時中続き、深夜帰宅の夫が高校生グループに絡まれる事もあった。そんな実態とは違う、神秘的な井の頭公園が、映画の中にある。「伽耶子のために」1984の南果歩が樹木に耳を当てて聞くシーンが印象的だった。

この監督は漫画家・大島弓子のファンらしく、映画化は3作目。
私は、ふたりともこれまで知らなかったが。
猫と人間、老女と幼女が自在に入れ替わるのが彼女の世界らしい。
今度は死神(マーティ・フリードマン:英会話講師の巻毛の白人)も登場し
少女に姿を変えた死んだ猫との再会を手引きする。

小泉今日子は、初代の猫に死なれたり、病気になって入院手術したりの40代の役で、いつも表情がこわばった感じ。大島に憧れて助手になった上野樹里には純粋さ・透明さが感じられ、よかった。次に年下の男・加瀬亮もいい感じで、お笑い芸人トリオの森三中が、漫画家の助手を意外に好演し、洗練とは遠い吉祥寺の実際の雰囲気を出している。

上野樹里の出る映画
→「のだめカンタービレ最終章前篇」10-1-15
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (おキヨ)
2008-09-20 13:39:10
更新が途絶えていらっしゃいますね。

米谷ふみ子の〔過越しの祭〕を読み終え〔サンデー・ドライブ〕を読んでいます。〔サンデー・ドライブ〕にも画壇の内情を歯に絹着せぬ痛快な文章がありました。画壇に名を連ねない強さで書いています。もう嬉しくて・・・。このぶんでは他の本も期待できますね。同じ思いの人が多いのになまじ画壇に身を置くとみな静かになるんですね。人のことは言えないですが。
 
 
 
Unknown (Bianca)
2008-09-22 19:09:17
お気遣い、有難うございます。この頃ちょっとさぼっております。おキヨ様はいつもたゆまず更新しておられて、感服の至りです。

私も団体に入ると静かになってしまいます。だから内部改革は至難の業になるのですね。米谷ふみ子素敵ですよね!一冊しか持っていないのですが、何回読んでもあきることがありません。
 
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