【松江】リサイクル

イヤー、参りました。
ここに住んで一番神経を使うのは、ごみの分別です。

前に住んだ大阪・茨木の焼却場は、薄い金属も、プラスチックも、紙屑
もまとめて引き受ける、実に鷹揚で有難いものでした。
ところが一転、この町は「リサイクル日本一」を目指す町だったのです。

「燃やせるごみ」「燃やせないごみ」「リサイクル専用（紙とプラスチック）」の、3種類のゴミ袋があり、市の指定したものを買って、それに入れて出さなくてはなりません。町の要所要所にリサイクルセンターがあり、缶、ビン、ペットボトル、牛乳パック、食品トレーの回収をしており、もちろん、古紙も別に回収しています。しかも「ごみ仕分けの手引き」と言う冊子まであり、辞書のようにそれを引いて分別するのですが、もちろん広辞苑ほどの語彙は無いので、それから洩れるものが続出。初心者にはノイローゼのもとです。しかし、よくしたもので、一週間か10日もすると、自然と手が動いて、これは燃えるごみ、これはプラスティック、と分けています。そして、てきめんに、生ごみの量は半分になりました。

もっとも、私の住んでいる転勤族の多い集合住宅では、（車のナンバーの、半分は県外です）かなりいい加減な捨て方をしている人も見受けられます。そういう神経にあやかりたいけど、あいにく、我が家の家事の主たる担当者が、島根の人でしかもA型なので、彼が率先して分別にいそしんでいます。

松江が「リサイクル日本一」になる日も、ソウ遠くは無いかも知れません。

しかし、その前に、車を減らす方が先じゃないのかな？ずっと以前から、
「松江に住むなら車を買わないと」と、言われ続けています。
「大阪に住むならエアコン」と一緒で。
とうとう、我が家でも携帯電話に続いて、車を持つことになりそう。
「携帯電話も車も、持たない、利用しない」と「不都合な真実」の本文で見得を切ってからまだ一年もたたないのに。。。。

→映画「不都合な真実」7-1-30
→「運転の練習を始める」11-8-21
→「携帯電話をかえる」11-8-8
→「返上したい」 12-6-23
→「野蛮なクルマ社会」12-6-30
→「歩行者に光が」 10-4-3