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【松江】雲の発見


「出雲」とか「八雲」とか、島根東部の地名としてよく登場する「雲」。実際、一日中どの時刻にも、間近に見ることが出来、その多彩で多様なことには目を瞠ります。

 大きな鳥が翼をひろげたような雲、綿のようなふわふわした雲、うろこ雲、次々と現われ、同時に見られたりもします。この頃、もう秋だと言うのに、入道雲のように盛り上がった雲を、よく見かけます。

宍道湖や中海、堀や川など水が豊富であることが、その一因かも知れません。

しかし、「山陰」の名から想像されるような暗さはないのです。ずっと雲が垂れ込めていることは少なく、曇りかと思えば日光が差し、晴れていたかと思うと急に雨になり、風は清冽によく吹き渡ります。空気が澄んでいて、うっかりすると日焼けしてしまいますので、自転車に乗る時、大阪女性の必須品「サスベエ」or「傘キャッチ」には重宝しています。

大都会では意識の隅に追いやられていた空が、ここでは遮るものもなく、殆んど地平近くまで広がり、その大きなキャンパスに催される雲の競演※は、無料の動く美術展のようです。

※画像はegoiste08年7月より拝借しました。ちと季節も土地も違いますが・・・
※はじめ「饗宴」としましたが、ある方のお蔭で、「饗宴=もてなしの宴」では用法が違っていることに気づき、このように変えました(08.7.29)
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コメント
 
 
 
こんばんは。 (sabunori)
2007-10-16 23:59:31
Biancaさん、松江での生活は少し落ち着きましたか?
島根は私の父の故郷で、父の墓もそちらにあります。
墓参りぐらいでしか訪れない土地なのですが、私はなぜか気持ちが落ち着く土地なのです。
小泉八雲の家も訪れました。
彼が使っていたベッドを見て、「意外と小柄なヒトだったんだな」とビックリした覚えがあります。
島根の良いところをたくさん教えてくださいね。
これからもお墓参りのついでにいろいろ訪れてみたいと思っています。
 
 
 
Unknown (Bianca)
2007-10-17 20:28:03
sabunoriさん、こんばんわ!
奇遇ですねぇ、そうすると、sabunoriさんのルーツ、
半分は島根なんですね。ウンウン、言われてみれば礼儀や挨拶を重んじる点なんか、まさにそのままですよね。
小泉八雲、小柄でしたって?
彼は、そういえば、性格も片寄ってますよね。
でなきゃ、あの時代に、古い日本にそれほど入れ込むなんてことは無かったでしょうし。
ええ、これからも、こちらのいい所を沢山見つけようと思います。ご期待下さいね。
 
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